ここのところ、気になる言い方。「〜かなと思います」。
「とても満足できたかなと思いました」とか「株価の上昇傾向が見られるかなと思います」とか。
本人がとても満足できたのなら、「とても満足できたと思います」「とても満足できました」と言えばいいし、経済の専門家であれば「株価の上昇傾向が見られるかと予測しています」「株価が上昇傾向に進むと見ています」などと言うべきではないでしょうか。
とにかく、必要以上に遠回し遠回しに言おうとする風潮があるように感じます。まあ、一般の人がなんとなくそういう(最近流行りの)言い方になってしまうのは仕方がないにしても、報道のプロ(アナウンサー、コメンテーター、特定分野の専門家など)がこういう言い方をすると、かなりイラッと来てしまいます。
そんな中、今日、テレビ東京の番組で、平昌五輪フィギュアエキジビションの解説に登場した町田樹氏。「〜かなと、私は推察します」「〜だと、私は分析しました」「〜という印象を私は受けました」等々、できるだけ自分の立場や考察を明確に伝えようとする言い方。
さすが哲学者まっちー。その誠実な態度に感動しました。
言葉できっちり話そうとする分、時間を要するため、絶妙なタイミングで的確な説明を入れる本田武史氏や、芸人なみに見事な“返し”をする織田信成氏のように、リアルタイムで競技を報道する番組の解説には向かないかもしれないけど、なんといってもフィギュア全般や個々の選手に対する愛に溢れている!!
もちろん、本田氏も織田氏もフィギュア愛は人一倍、いや人十倍あるに決まっていますが、出演している番組の性質上、どうしてもトップ選手(特に日本人選手)のテクニックや得点にフォーカスせざるを得ない。
しかし、まっちーが登場したのは、なんといってもテレ東。羽生選手のジャンプ、ザギトワ選手のプログラム構成、そんなことはもう他局が十二分に放送してくれちゃっているのですね。
まっちーは、トップ選手のジャンプやステップ以外のアピール面を説明したり、あまりスポットライトが当たらなかった田中刑事選手の言葉を伝えたり、入賞しなかった外国の選手に焦点を当てたり、各選手の魅力をいろんな角度から紹介していました。
これからも、まっちーの解説に期待です。多くの人に理解しやすいよう、なるべく難しい言葉は使わずに、平易な表現を利用するともっといいかなと思います。おっと
今日の「ありがとう」は嬉しい解説をしてくれたまっちーに。テレビに向かって「うん、うん」と頷いてしまいました
最近のコメント