最近のトラックバック

« 月も団子も | トップページ | UKよりマグを詰めて »

2021年10月 4日 (月)

30年前をおさらい

約30年ぶりに「恐るべき子供たち」を見ました。

20211003_195351

4Kリストア版、つまり、4K対応に修復したものだそうです。

冒頭でさっそく登場したポール(主人公の1人)が、中学生のくせにずいぶんおっさんぽくて(20代半ばだろうか、周りの少年達が中学生然としているので、あまりに落差が…)、いやいや、何故この人にしたの、と。そういえば、約30年前に見たときもそう思ったっけ。

ポールを演じたエドゥアール・デルミットはのちにジャン・コクトーの養子になる人で、このキャスティングはコクトーのゴリ押しだったとか。

コクトーは何かの時に、この映画でダルジュロス(ポールが中学生の時に憧れていた同級生)とアガット(ポールがその後恋してしまう女性)を同一の女優が演じたことに不満を漏らしていたけど、私はポール@デルミットのキャスティングの方がよほど不満ですよ、ムッシュ・コクトー!

エリザベート(もう1人の主人公)を演じたニコール・ステファーヌは、正直なところ、全然美人に見えない。フランス映画で主役の女性が美人ではないのは、珍しい気がする。垢抜けなくて、粗野な感じ。なのだけど、角度によって、とても美人。美しく、冷たく、支配的な雰囲気を漂わせる。それがエリザベートという役柄にぴったり。こちらのキャスティングには満足。

エリザベート&ポールの姉弟が狭い部屋に作り出す、雑多で混乱した、ガラクタと宝物でいっぱいの空間は、外部を拒絶する閉ざされた密室のようでもあり、空想を解き放つ果てしない宇宙のようでもあり、とても魅了される。

「恐るべき子供たち」の“ビジュアル化”としては、この映画とコクトー自身のイラスト、そして萩尾望都のマンガがある。萩尾望都のマンガの方が、映画よりも原作のイメージを見事に表していると、約30年前に思った、ことを思い出した。萩尾望都の「恐るべき子供たち」をまた読んでみたいなあ。

今日の「ありがとう」は、涼しくなってから咲いた淡い色の朝顔に。この朝顔、夏の間は1輪しか咲かなかったけど、10月になって3輪開きました。
20211003_061939

« 月も団子も | トップページ | UKよりマグを詰めて »

コメント

淡い藤色ですか。上等の朝顔、いつも上手にお作りです。
>4K対応に修復したものだそうです
テレビ、4k8k専属番組があるのですか?。一応、今の装置でも、内容が見られるのならと、買い替えていません。

>kazuyoo60さん

今回見た「恐るべき子供たち」は4K対応の映画でした。

4K、8K専用番組というものがあるようですが、私のテレビは対応していません。
別にそんなにくっきりはっきり見えなくてもいいと思っているので(笑)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 月も団子も | トップページ | UKよりマグを詰めて »

2026年2月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
無料ブログはココログ