善行は生きているうちに
都内もそこここで紅葉が見頃を迎え、天気もとてもよいので、比較的近場の九品仏(浄真寺)を尋ねました。
けっこう人が多くて、スマホだけじゃなく、コンデジを掲げる人、デジ一(デジタル一眼レフ)を構える人、写生をしている人など、みんな確実に紅葉目当て。
近くに居た年配の女性2人組が「あんまりきれいじゃないわね」と驚きの発言。ええ?こんなにきれいなのに?と思いましたが、どうやら、昨年はこの何倍もきれいだったらしい。他にも「去年はもっとすごかったのよ」なんて連れの人に言っている方もいました。
おそらく、この時期に、毎年ここを訪れている人、昨年の紅葉を見て今年再訪した人、昨年の紅葉をSNSなどで知って今年初めて来た人、で、だいぶ混み合ったのでしょう。
私はものすごくきれいであったであろう昨年の画像を見ていなかったので、“素直に”感動できました。
九品仏は、「ぶ○ちゃけ寺」というテレビ番組でも紹介されたことがあります。九体の阿弥陀様が安置され、「上品堂(じょうぼんどう)」「中品堂(ちゅうぼんどう)」「下品堂(げぼんどう)」に三体ずつ「上生(じょうしょう)」「中生(ちゅうしょう)」「下生(げしょう)」と、九つの階級になっています。一番上が「上品上生」で、一番下が「下品下生」。上品上生は臨終後すぐに極楽浄土に行けますが、下品下生は極楽浄土にたどり付くまで十二大劫かかるそうです。
お堂に置いてあるチラシには、十二大劫は「きわめて長い時間の単位」と説明がありますが、「大劫(だいこう)」を調べると、「宇宙の生滅の1サイクル」と書かれています。つまり十二大劫は宇宙の生滅の12サイクル分。
もうこれは、「永久」といっても良いのではないでしょうか。
今日の「ありがとう」は、晴れ渡った空と去年ほどではない紅葉、そして九体の阿弥陀様に。生きていあいだに徳を積まねば。
« ずぶ濡れでも清々しく | トップページ | クリぼっち支度 »






日本の紅葉は素晴らしいと思います。満喫なさいましたね。
京都府の浄瑠璃寺・九体寺は9体の仏様が並んで座っておられます。
3体ずつが別のお堂にとは。
https://intojapanwaraku.com/travel/1923/
宇宙の生滅の12サイクル分ですか。自分自身も気持ちが良いですし、人様のために出来ることが有るならですね。
投稿: kazuyoo60 | 2019年12月 2日 (月) 07時44分
>kazuyoo60さん
浄瑠璃寺のずらりと並んだ阿弥陀様、壮観ですね。
はるか昔の人が、宇宙の生滅という、スケールの大きな時間軸を持っていたことに驚きます。
投稿: suzie | 2019年12月 2日 (月) 08時46分