2023年3月27日 (月)

散っても見ごろ

「六義園(りくぎえん)」の夜桜観賞に行ってきました。

運が良ければチラシの写真の美しい枝垂れ桜が見られるはずでしたが、すでに満開は過ぎ、花もだいぶ散り、葉が出てきていました。この夜桜観賞が始まる23日の前日には散り始めたそうなので、誰もベストタイミングで夜に見ることはできなかったようです。

しかし、樹自体のオーラといいますか存在感といいますか、花が散って葉が出てきていても、十分美しかったです。
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こちらは別の枝垂れ桜。見ごたえたっぷり。こんな感じの日本画がありましたよね。
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最寄り駅の「駒込駅」の前。こちらはソメイヨシノ。週末の雨風によく耐えました。
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今日の「ありがとう」は散ってもなお美しい桜たちに。満開だけが見ごろではない。

2023年3月21日 (火)

サクラのごちそう

東京は21日にも満開か?

と言われてたので、21日に友人とサクラの”テッパン”千鳥ヶ淵に出かけました。

しかし満開にはまだまだ。しかも曇空のもとではサクラが映えず、いまいちな写真ばかり。
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でも、実際にはもっと色がきれいでしたよ。ソメイヨシノの満開はまだでしたが、満開の樹もいくつかありました。例えば北の丸公園のアマギヨシノ。
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国立劇場のジンダイアケボノ。
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ちなみに、靖国神社の標準木は八分咲きといった感じでした。
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千鳥ヶ淵の見頃はおそらく今週末。東京は雨予報ですが、大勢の人が集まるのではないかな。みなさんも、おなかいっぱいサクラを堪能してください。

今日の「ありがとう」は、久しぶりに会えたY江に。お互い元気で良かった。

2023年3月18日 (土)

15年ひと区切り

約15年間通った書道の稽古が終了。この1年間は、引っ越したため、片道1時間かけて通った。

稽古が終わるのは、先生のご都合で社会人向けの教室を閉めるため。

最後の提出課題は条幅の漢字と仮名でした。

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F先生、15年間ありがとうございました。いっとき、先生との関係がうまくいかない(と私が感じた)時期もあったけど、やっぱりF先生に習って良かったと思っています。15年も習った割には上達せずにごめんなさい。

いつかまた、先生のかっこいい作品を拝見したいです。どうぞお元気で。

 

2023年3月 4日 (土)

逃げられてのんびりと

「二月は逃げる」とはよく言ったもので、あっという間に過ぎ去ってしまいました。今年もはや3月です。

毎年3月3日、桃の節句は桜もちを作るか、ちらし寿司を作るかしていたのですが、今年はおさぼり。

翌3月4日は、友人と湯島の「猫まつり」へ。お目当ては妻恋神社の「猫まつり版御朱印」。
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そして久しぶりに神田明神にも行きました。お土産売り場がきれいになっていて、食事処もできていて、ちょっとした「観光スポット」。お昼ご飯は限定のたこ飯を注文。たこがゴロッと大きくて美味しかった。
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さらに湯島天神にもお参り。満開をちょっと過ぎた白梅が見事でした。天気が良すぎてあまりに眩しかったので、うまく写真が撮れず。

ちょっと遠いかなと思っていた「名酒センター」が意外と近かったので「飲みくらべ」を注文。友達と昼間っから飲むなんて、いつ以来だろうか。
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歩いているとちょっと汗ばむくらいの陽気で、「春」を感じるお出かけでした。気持ちがほっと緩むと同時に、財布の紐も緩んでしまい、いろいろと出費しました(レシートの数々)。
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もちろん、桜もちも買いました。
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今日の「ありがとう」は一緒に湯島を散策したK美に。桜の季節も一緒に歩けるといいな。

2023年1月14日 (土)

初点で福福

5年以上ぶりで遠州流初点に参加してきました。

コロナ前は、濃茶→薄茶→点心だったのですが、未だコロナ明けぬため、濃茶→薄茶→帰宅(折詰め付き)というコース。なお濃茶は各服点(以前は濃茶は1つの茶碗を複数人で回し飲みしましたが、各服点は1名1椀ずつ)。

コロナ対応故にところどころ省いた感はありますが、廊下や待合のお軸に始まり、点前座のお道具等々、粋でかわいらしいものがたくさんあって、「初春」気分を味わえました。

恒例のおみくじでは「福福」に当たり、カレンダーをいただきました。茶花の写真は使用後にハガキとして使えるようになっています。ご一緒したHさんは、写真を見ただけで花の名前をスラスラ。

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考えてみると、Hさんにお目にかかるのも3年ぶりくらい?草笛光子のように美しい白髪になられて、上品で優しい笑顔は以前のまま。「またうちに遊びに来てね」とにっこり。Hさんのお家は炉が切ってあって、ちょっとした茶事やお稽古もできるようになっているし、お庭には茶花がいろいろと植えてあってとても素敵。もちろん行きますとも!

今日の「ありがとう」は、私の分も申し込みしてくださったHさんに。もっとたくさんお話したかったけど、また次の機会に。

2023年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます

大晦日は午後から体がだるくなり、珍しく絶不調に。さっさと布団に入ってゆっくり休もうと思ったのですが、なかなか寝付けず、眠りに入ってもすぐ目が覚め、すっかり疲れ切った状態で新年を迎えました。

それでも恒例の元旦ランは無事に遂行。

そんな体調でも早朝ジョギングするなんて、よっぽど走ることが好きなのね、と思われるかもしれませんが、決して走ることが好きなわけではありません。安心感を得るためです。元旦から、走る(という、好きではない)ことを成し遂げられた、という安心感。

しかし、元旦ランの終盤で、路面のガタガタになった石材タイルに足を取られ、激しく転んでしまい、顔を打ち付けてしまいました。なぜ手を前に出せなかったのか、今以て疑問。正月休み明けまでに傷が治るかな。年とると傷の治りが遅いのよね。そもそも、年とっていなきゃ、素速く手が前に出て顔面打ちは免れたかもしれない。

元日から「転倒」とは、トホホなスタートですが、初日の出は大きくて眩しくて、見応えたっぷりでした。初詣も済ませたし、書き初めもしたし、とりあえず、元日にやるべきことはやった(はず)。

一人で部屋にこもっていると、まったく「正月感」がないので、花びら餅を作りました。

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本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年6月19日 (日)

野暮でござんす

引っ越しました。都内の南側から北側へ。引っ越してからすでに1カ月余り経ちました。

以前住んでいた賃貸アパートが、5月半ばが契約更新だったので、この機会に思い切って移動しました。

引っ越し日が近づくにつれ、「引っ越す必要なかったのでは?」という後悔の念が強くなり、“引っ越しブルー”に苛まれ、引っ越し当日の段取りが想定通りに進むかどうかで不安が高まり、それまで以上に眠れない日々が続き、引っ越し前からへとへとでした。

旧住まいのケーブル業者のルーター引き取りが思ったより遅かったことや、引っ越しのトラックに自転車を積み忘れたこととか、ハプニングはありましたが、引っ越し業者の担当スタッフがとても良い人たちだったこと、引っ越し先の大家さんがとても気さくで感じの良いご夫婦だったことなどで、思ったよりも落ち込まずに引っ越しを遂行できました。

新しい住まいは、私が社会人1〜5年目まで住んでいた土地とわりと近い場所。そして、旧住所である世田谷区より、なんというか、田舎っぽいというか、垢抜けないというか、昭和の名残漂うところ。でも、この、野暮ったさはなんとなくわたし好み。

旧住まいは、駅までほぼ直線(1回だけ角を曲がる)で、1分以内にスーパーがあったので、とても便利だった。こちらに来て、不便を感じるかと思ったけど、それほどでもない。

新しいところは、空が広いのがいい。たぶん、そのおかげで、気分が塞ぎ込まずにすんでいるのでしょう。
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それにしても、海からだいぶ遠退いてしまった。ダイビング、再開できるだろうか。一応、ダイビング器材は持ってきたけど、「面倒くさいから捨ててしまおうか」とすら思ってしまったくらいだから、よっぽどのきっかけがなければ再開しないかもしれない。今度の住まいは、駅までのアップダウンが激しいので、荷物を引きずるのがつらそう。

さて、本日6月19日は誕生日でした。今年も無事にこの日を迎えることができました。ありがたや。

引っ越してから、郵便の転送手配などは手続き済みだったけど、友人たちには引っ越したことや新しい住所を知らせていなかったので、「もしや、誰かサプライズでプレゼントを宅配で送ってくれていたりしたらどうしよう!」と、昨夜になって心配しましたが、まったくの杞憂に終わりました。おのれの人気の無さに安堵です。

休日が誕生日だと、独り身としては、居心地がわるい。とりあえず、三井記念美術館に行って、三越デパートに行って、都会を楽しみました。自分へのプレゼントは、靴。サイズは幅広の「EEE」。若い頃は、もっとほっそりしたヨーロッパの靴が履けたのに、これも「老いるショック」です。

そんなこんなで誕生日が終わりつつあります。朝の時点で激しかった頭痛も、だいぶ落ち着いてきました。何事もない、平和な1日でした。

今日の「ありがとう」は、メッセージをくれた家族&友人たちに。「誕生日おめでとう」と言われると、やっぱり嬉しいものです、

2022年3月28日 (月)

曇りでも花見日和

日曜日に、王子の飛鳥山公園に行きました。桜は満開の一歩手前、八・九分咲き。

残念ながら曇空でしたが、気温はそこそこ高くて、花を見ながらプラプラ歩くには良い感じ。

家族連れが多く、ブルーシートやお手軽テント(そういう名前ではないと思いますが)があちこちに。昼前なので「宴会」をしている集団は見かけませんでしたが、夕方にはそういう人たちの出てきただろうなあ。まあ、あの桜とこの気温なら、仕方がないか。江戸時代から受け継がれたDNAだもの。(某公共放送の「チコちゃんに叱られる!」を見た人なら分かる)

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王子駅を降りると、奥湯本にちょっと似たような景色が。公園内にある博物館の展示の説明によると、王子は、幕末に日本に滞在した外国人が江戸の喧噪からちょっと離れてゆったりと日本文化に触れながら過ごす場所として人気だったらしい。

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こちらは王子駅ホームから見た風景。都内とは思えません。

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週末の「ありがとう」は久しぶりに会ったK美に。黒松(どら焼き)やっぱりおいしいね。並んだ甲斐あり。

2022年2月 6日 (日)

玉虫色の記憶の奥

とても天気がいいので、どこかに出かけないと公開しそうな気がして、東京国立博物館に行きました。目当ては、入場料だけで見られる特集展示「没後700年 趙孟頫(ちょうもうふ)とその時代―復古と伝承―」。

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やはり、中国の書はすごい。能書家自体がすごいだけでなく、国(あるいは時の権力者)にとっての書の重要度・評価が日本と比べものにならない。だから優れた書が代々引き継がれているのでしょう。

しかし、書に対する尊敬や愛情があまりに強すぎて、王羲之のように、太宗皇帝があの世に持って行ってしまって後世に真筆が残らなかった悲しい例もありますが。

展示作品は、趙孟頫の流をくむ他の書家によるものも数々あり、その中の1つに、なぜかとても引きつけられた。いや、引きつけられるというのんびりしたものではなく、「これ!そう!これだ!」と思ったのです。凌以封の「倣趙孟頫泛舟吹笛図扇面」。

もちろん、この絵を見るのは初めて。扇面に描かれた、舟上の貴人が笛を吹いている図。金とも銀とも言える光沢のある紙が使われていて、照明の角度によって紙面の一部がわずかに玉虫色に変化する。その光沢が、子供の頃に身近にあったもののような、何か自分の原点に関係あるもののような、記憶の奥の奥の奥の方とつながるような、そんな感覚に襲われたのです。

「これは絶対に思い出さなければ!」と思ったのですが、その不思議な感覚が一体何故なのか、思い出せませんでした。

上野公園の大噴水の近くで、桜色の花が咲いている樹が一本。カンザクラでした。

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カンザクラやヒカンザクラは、色が濃い印象ですが、このカンザクラは、ソメイヨシノより少し濃いかな?という程度。こんなに見事に咲いているのに、足を止めて見上げている人は、あまりいませんでした。

思ったより時間をかけて鑑賞してしまったので、早く帰らねばと、足早に駅に向かおうとしたところ、「無料PCR検査」ののぼりが。都のモニタリング検査とのことで、終了まであと15分。早く帰りたいけど、せっかくなので、検査を受けてきました。その場でスマホで登録・申込手続きをして、説明を受けて、検体(唾液)採取して、一度やり直して、全体で約20分。結果は数日後にメールで連絡が来ます。

今日の「ありがとう」は、趙孟頫と凌以封とカンザクラとPCR検査に。さて、結果はいかに。



 

2022年1月22日 (土)

表装で3割増し

書道の先生が所属している団体の展示会に1点出品しました。

最後の最後まで納得のいく出来にならず(毎度、納得がいったことはないですが)、不満と疲労が残る制作でしたが、表装したらそれなりの見映えになりました。

先生から「すごくいいわよ〜。いいものが書けてよかったわー」とのお言葉をいただいて、ちょっと、いや、かなり嬉しい。表装の力が大きいですが。

「我舞影零亂」・・・李白の詩の一部です。
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大崎O美術館にて。25日まで開催しています。

大崎駅には、こんな懐かしいコピーのポスターが貼られていました。
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今の時代、スキーに行く人ってどれくらいいるのかな。スキー場に行くとしても、スノーボードがメインでしょうね。

今日の「ありがとう」は、根気強く指導して下さった先生、そして一緒に書に励む仲間である、Kさん、Nさん、Sさんに。

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