七草粥と初春歌舞伎で健康祈念
年が明けて、あっという間に7日。本日は人日。毎年お世話になっている七草セットでパパッと七草粥の朝ごはん。
朝粥をすませて向かった先は、国立劇場の初春歌舞伎。演目は「通し狂言 遠山桜天保日記」。遠山の金さんの話です。
残念ながら、丑之助君は体調不良のため、お休みでした。自分が正月早々風邪を引いたので、つくづく、こうして連日舞台に立たなければならない役者たちは健康管理がたいへんだなあ〜と思いました。
御年81歳の菊五郎丈は遠山の金さん、動きがちょっと危なっかしいところはありましたが、張りのある大きな声はさすがでした。そしてお目当ての菊之助丈は、若旦那・小三郎、悪党・小吉、芝居一座の女形と、たくさん楽しませてくれました。
チラシには「初代国立劇場さよなら公演」とあります。
国立劇場は本年10月末で閉鎖。建て替え後、2029年に再開の予定です。6年も閉じているなんて…歌舞伎座建て替えのときより長い。再開の時、私はまた見に来られるのだろうか。今年がどうなるかも分からないのに、6年後のことなんて、それこそ想像不可能。とりあえずは、今年がみんなにとって良い年になりますように。今日の「ありがとう」は、今年も初春歌舞伎に付き合ってくれた、T夫妻に。お互い健康に過ごしましょう。
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