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2023年2月13日 (月)

被害の大きさに呆然

2月6日に発生したトルコ地震、1週間経過した現在、死者数が3万3000人を超えるとの報道に呆然とした。

映像を見ると、地震そのものによる被害もさることながら、建物崩壊による被害の大きさに驚く。
もちろん、大地震が起きたからこそ、あの崩壊が引き起こされたのだけど。まるで「映画のような」崩れ方といったら不謹慎だが・・・。3.11の世界貿易センターの崩壊の類似した場面があちこちで起きている。
若いころ、イギリスに行った際に欧州人と話したとき、「生まれてから一度も地震を経験したことがない」という人が多かったけど、トルコはそんな欧州にあっても頻繁に大きな地震が起きている国のようだ。(生まれてから一度も地震に遭遇したことがなかったけど、トルコに旅行したときに初めて地震を経験した、というイギリス人もいた)
耐震・免震の重要性を認識していなかったわけではないだろうけど、だからといって速やかにあまねく対策(工事)を進められるものでもない。社会的・経済的に弱い人ほど、脆い建物に住まわざるを得ず…。おそらく、日本でもそれは同じ…。
今はとにかく一人でも多くの人が助かってほしいと願う一方で、ライフラインの復旧やがれきの撤去などが明らかに難航しそうだなと案じてしまう。
とりあえずできることは、やっぱり募金でしょうか。今、物資を送っても届く可能性は低いらしいので。
募金・寄付先まとめはこちら

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コメント

死者はもっと増えるかもです。地震発生が1日前に分かれば、逃げ延びられる時間が出来るのではと思います。とにかく、あまりにも多くの方の犠牲と、生活基盤の喪失もでしょう。
自治体トップの方が、将来の地震発生を信じなかったと、住民の一人?学者?のコメントを聞いた時に、唖然としました。対策がされても全部を防ぐことは出来なかったとしてもです。
私も社会的弱者の今ですが---。

> kazuyoo60さん

わずか1日でも、わずか数時間でも前に分かれば、本当に多くの命が助かるでしょうね。

自治体トップは頑丈な家に住んでいるのでしょう。
我が国のトップも安全な家と潤沢な資産で生活していて、国民の日々の不安など馬耳東風ですね。

厳寒の被災現場映像を見る度に胸の潰れる思いですが、地震から140~155時間後に赤ちゃんや少年少女が次々に救出されるニュースには感動しました。

当地は幸いにも地震とは無縁ですが、かと言って何時起きても不思議はありません。明日は我が身です。

>omorinさん

暗澹たる気持ちになりながらも、奇跡的な救出のニュースには希望の光を感じますね。
「必ず大地震が来る」東京に住んでいる身としては、もっと普段から防災意識を強く持たねば、と思います。

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