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2022年2月27日 (日)

平和を噛みしめながら

一気に春になりましたね。ポカポカと暖かいので、出かけないと後悔するような気がして、チャリチャリと羽根木公園に行ってきました。

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すでに咲き終わった品種もありますが、八重野梅(白梅)と緋の司(紅梅)が満開です。

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白加賀(白梅)はころんころんのまん丸蕾が並んでいます。呉服枝垂れ(紅梅)は見頃までもう少し。

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羽根木公園に行ったのは何年ぶりだろう。前回訪れてから、少なくとも15年は過ぎているはず。自転車で来られる距離なら、もっと何度も来ればよかった。いまさら後悔。

空気が澄んでいれば、ここから富士山が見えるらしいです。

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今年も残念ながら「梅まつり」は中止。来年は開催できるでしょうか。できることを祈っています。今日の「ありがとう」は、のんびり梅見ができる平和な環境に。そして、彼の地の無意味で理不尽な攻撃・侵攻がすぐにでも終わることを願うばかりです。

2022年2月22日 (火)

普段通りのスーパーな日

今日は2022年2月22日、2(にゃん)がたくさん並んでいるので、「スーパー猫の日」だそうです。

ということは、2222年2月22日は超スーパーミラクル猫の日だ!しかし、おそらく、そのときには生きていないでしょう。

さて、せっかくのスーパー猫の日なので、猫好きとしては何かしなければ、何をしよう?と考えていたところ、朝のニュース番組で、TBSの安住アナが「ゾロ目の日というと、切符を買いたくなる年代です」と、赤坂駅で購入した切符を見せてくれました。

ということで、私も最寄り駅で切符を買いました。

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購入時間は06:06です。02:22に買っていたらさらに“にゃん”が増えたなあ。まあ、そんな時間に無理ですが。

あ!22:22に買えば、もっと“にゃん”が増える!しかし、超早寝早起きの生活なので、それは断念します。

切符を買ったあと、ついでに砧公園に行って、梅の咲き具合をチェックしました。3本ほどの樹で、紅梅がちらほら咲き出していました。空気がキーンと冷たく澄んでいるので、この時間でも月がくっきり。

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キンキンに冷えた朝は、霜柱も良い具合に仕上がっていました。

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今日の「ありがとう」は、ヒントをくれたあずみん(安住アナ)に。結局切符を買っただけのスーパー猫の日でした。一応、YouTubeで猫動画を視聴しました(猫の日じゃなくても見ています)。

2022年2月11日 (金)

同じ夢に酔う

引き続き北京オリンピックの話題。

フィギュアスケートの羽生結弦選手、三連覇が期待されていましたが、残念ながら4位でした。

大逆転を期待したフリーでは、最初のクアッドアクセルで着地失敗。しかし、着地に失敗した姿も含めて、とてもとてもかっこよかった。競技ではなく、1つの「作品」を見るような感動。人々が口にする「次元が違う」という言葉が、まさにぴったり。あの素晴らしい演技を採点する基準は、残念ながら現在、存在しない。

ネイサン・チェンが金メダルに輝いたことに異論を唱える気はまったくない。彼は見事に跳び、見事に回転した。素晴らしかった。まさに金メダルに値する。

でも、今回最も感動したのは誰?と、問われれば、やはり羽生結弦選手だと答える。もうメダルの色だの表彰台だの、そんなことはどうでもいい。

そういえば、2014年ソチ五輪の浅田真央選手のフリーも、同様にとても感動した。メダルなんて、どうだっていいじゃん、心から感じた。

競技後のインタビューで羽生選手が「努力って報われないんだな、と思った」と口にした。

あれだけ努力を重ねた人が報われないなら、私の努力など永久に報われるはずがない。いや、そもそも、私のは「努力」といえるのだろうか?なんだか、恥ずかしい気持ちになった。

これまで、金メダルをとっても、まだ満足していない口ぶりだった羽生選手が、今回は「全部出し切った」「これが僕のすべて」というようなことを言っているのを聞いて、もしかしたら引退してしまうのではないかと、ちょっと心配。

もう少しで完成しそうなクアッドアクセル。あとちょっとだけ頑張って成功させて欲しい。と思ったけど、おそらく彼はすでに満身創痍だろうし、無責任な他人(私を含め)の勝手な夢を押しつけられて、まだ続けるのは苦痛でしかないかもしれない。

どちらにしろ、本人の決断を尊重しましょう。どちらにしろ、圧倒的に感動的なフリーでした。

今週の「ありがとう」は、羽生結弦選手に。

かつてジャン・コクトーが、映画とは数多くの人々を一堂に集めて同じ夢に酔わせるもの、というようなことを言った。まさに、羽生選手のフリーは極上の映画だった。あのとき、多くの観客と視聴者は、同じ夢に酔ったはず。

2022年2月 8日 (火)

紅から山吹色まで

先日、東京国立博物館に行って、中国の能書家の才能に感服しましたが、中国と言えば、現在北京オリンピックが開催されていますね。

開会式の総監督は、巨匠・張芸謀(チャン・イーモウ)氏。中国、アジアにとどまらず世界的に有名な映画監督です。前回の北京オリンピックでも開会式の総監督を務めました。

私はずいぶん前から同氏が好きで、監督として有名になる前に、俳優として主役を務めた「古井戸」を映画館で見ていたくらいです。監督作品の「赤いコーリャン」はもちろん、「菊豆」「紅夢」・・・と次々魅了されました。

その張氏が、2008年(もう14年も経つのか!)の夏季オリンピックで開会式の総指揮を執ると聞いた時は、少々残念でした。文化大革命で辛い経験をしたはずの同氏が、政府のプロパガンダに協力するのか・・・と。

しかしその時は、文化大革命で辛い目に遭ったからこそ、この機会にエンターテインメントの素晴らしさを発信しよう、表現しよう、主張しよう、自らの才能を(国に対して)見せつけようという思いがあるのかもしれない、決してプロパガンダに協力するつもりではないのだろうと、一所懸命自分に言いきかせて納得しました。

が、今回の北京オリンピック、どう見ても、中国政府とIOCの思惑どっぷりな北京オリンピック、ここで再び開会式の総監督を張氏が引き受けたことに、前回よりはるかに強いギモンを感じてしまいました。

開会式は、見ていないです。おそらく素晴らしかったと想像します。東京五輪の開会式より、きっと、ずっと、素晴らしかったでしょう。なんたって張芸謀だもの。ああ、でも、非常に残念です。あくまで個人的な感情ですが。

そして、これまた個人的な感情ですが、バッハ会長ってほんとに「山吹色のお菓子が大好き」な顔してるわー。あんなヤツに都税が使われたと思うと腹立つ〜。札幌市が2030年冬季五輪の招致に乗り出すらしいけど、アホか〜。札幌市民は全力で反対すべきですよ。くれぐれも東京都の失敗を繰り返さないように。

今日の「ありがとう」は、早朝バイトの帰りぎわに声をかけてくれたIさんに。いつも明るい雰囲気を作り出してくれて、感謝です。

2022年2月 6日 (日)

玉虫色の記憶の奥

とても天気がいいので、どこかに出かけないと公開しそうな気がして、東京国立博物館に行きました。目当ては、入場料だけで見られる特集展示「没後700年 趙孟頫(ちょうもうふ)とその時代―復古と伝承―」。

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やはり、中国の書はすごい。能書家自体がすごいだけでなく、国(あるいは時の権力者)にとっての書の重要度・評価が日本と比べものにならない。だから優れた書が代々引き継がれているのでしょう。

しかし、書に対する尊敬や愛情があまりに強すぎて、王羲之のように、太宗皇帝があの世に持って行ってしまって後世に真筆が残らなかった悲しい例もありますが。

展示作品は、趙孟頫の流をくむ他の書家によるものも数々あり、その中の1つに、なぜかとても引きつけられた。いや、引きつけられるというのんびりしたものではなく、「これ!そう!これだ!」と思ったのです。凌以封の「倣趙孟頫泛舟吹笛図扇面」。

もちろん、この絵を見るのは初めて。扇面に描かれた、舟上の貴人が笛を吹いている図。金とも銀とも言える光沢のある紙が使われていて、照明の角度によって紙面の一部がわずかに玉虫色に変化する。その光沢が、子供の頃に身近にあったもののような、何か自分の原点に関係あるもののような、記憶の奥の奥の奥の方とつながるような、そんな感覚に襲われたのです。

「これは絶対に思い出さなければ!」と思ったのですが、その不思議な感覚が一体何故なのか、思い出せませんでした。

上野公園の大噴水の近くで、桜色の花が咲いている樹が一本。カンザクラでした。

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カンザクラやヒカンザクラは、色が濃い印象ですが、このカンザクラは、ソメイヨシノより少し濃いかな?という程度。こんなに見事に咲いているのに、足を止めて見上げている人は、あまりいませんでした。

思ったより時間をかけて鑑賞してしまったので、早く帰らねばと、足早に駅に向かおうとしたところ、「無料PCR検査」ののぼりが。都のモニタリング検査とのことで、終了まであと15分。早く帰りたいけど、せっかくなので、検査を受けてきました。その場でスマホで登録・申込手続きをして、説明を受けて、検体(唾液)採取して、一度やり直して、全体で約20分。結果は数日後にメールで連絡が来ます。

今日の「ありがとう」は、趙孟頫と凌以封とカンザクラとPCR検査に。さて、結果はいかに。



 

2022年2月 1日 (火)

迷子の春節

ついこの間、年が明けたと思ったら、もう2月です。

おそらく、1カ月後も同じようなことを言っているでしょう。2カ月後も同様。3カ月後は…さすがにもう言わなくなっているかな。

昨年10月頃から続いていた、仕事のモヤモヤ・グチャグチャ・イライラ・キリキリが、昨日・今日で山場を越し、やや落ち着きを取り戻しつつあります。モヤモヤ・イライラはまだ続きますが、グチャグチャ・キリキリはひとまず終了。

今回の仕事に関しては、いっとき、かなり無理して頑張ったのですが、結局その頑張りは空回りだったことが終盤で判明しました。

この頑張りによって、先々良い結果(良い待遇)に結びつくのではないかとかすかに、いや、大いに期待していたのですが、無理な頑張りは結局「無理」でしかなかったようです。

これを機に、頑張る方向を変えなければ。しかし、どちらに行けばいいのでしょうか。いい歳をして、まだ何を頑張るべきか、見つけられずにいます。いまだ迷子。

今日は春節。Google検索で「春節」を検索すると、画面に花火が上がります。「元旦」や「お正月」はどうだったんだろう?来年の1月1日に試してみよう。忘れなければ(きっと忘れる)。

今日の「ありがとう」は、昨日の早朝の仕事が早く終わるように根回ししてくれたS君、手伝ってくれたK君、O君、Tさんに。ホントに助かりました!

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