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2020年7月16日 (木)

ステイホームはオックスフォードで

長期間にわたる外出自粛で、国内テレビの連続ドラマが中断・延期になったことも手伝って、韓国ドラマ「愛の不時着」にはまる人続出だとか。ラジオを聴いていると、多くの番組で1度はこのタイトルが話題に出ます。

私も、某動画配信サービスで夢中になりました。英国の刑事ドラマに。

まずは「第一容疑者」。1991年から2006年までに不定期で9話放映されたドラマ。主演はアカデミー賞女優、ヘレン・ミレン。英国も日本と変わりなく、警察は圧倒的男社会で、警部である主人公は、上司からも部下からも、差別や嫉妬の目で見られる。

日本の刑事ドラマだと、こういう設定の場合、例えば女性蔑視の上司が何か嫌みを言えば、絶妙な切り返しでやり込めたり、反抗的な部下がいれば、的確な指導でうまく手なずけたり、そういうシーンが盛り込まれているものですが、このドラマはそういう「息抜き」場面は一切無し。

周囲から邪魔をされ、反感を買いながら、強引に突き進み、犯罪をあばいていく。見終わると、悲愴感でいっぱいになる。でも見ずにはいられない。ああ辛い。特に最終回は、本当に辛かった。

「第一容疑者」のあとは、「刑事モース」。2012年にスタートし、現地では現在シーズン7が放映中。設定は60年代の英国オックスフォード。オックスフォードの美しい風景や、印象的に使われる鮮やかな色彩など、「第一容疑者」よりは、緊張を解く要素がところどころ盛り込まれている。

1話に1回くらいは、クスッと笑ってしまうシーンも。例えば、「今夜、どうなるかな?」「何が?」「スペイン戦だよ!」「??」とか。これ、サッカーのワールドカップの会話で、主人公は英国男性にしては珍しくサッカーに疎いという設定。あ、全然面白くない?笑えるシーンといっても、まあこの程度です。

基本的には、英国らしい重苦しい雰囲気と、やるせないストーリー。そんなわけで、見るたびに胸が悲哀でいっぱいになる。ああ、辛い。辛いけど、見てしまう。

主演は、ショーン・エヴァンス。私は今回初めてこの俳優を知りました。見始めたときは、これといってかっこいいとは思わなかったけど、独特の発音や、特徴のある歩き方、段々魅力的に見えてきました。

次はいつ見ようかな。見るとせつなくなるので、自分の精神状態を考慮しながら、見るタイミングを選ばなくてはいけない。

明日にしよう。

今日の「ありがとう」は、書道教室のみなさんに。来月は書道教室は夏休み。みなさん、どうぞご無事で。

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コメント

>辛いけど、見てしまう
刑事モースは見ていました。ショーン・エヴァンスさん、地道な捜査、格好良かったです。
東京の昨日が286人だなんて、終息が見えて来ませんね。奈良も毎日です。人口は少ないのに。
見ごたえがあって、終わってからしみじみする作品、少ないですから貴重です。

>kazuyoo60さん

kazuyoo60さんもご覧になっていましたか。嬉しいです。
ショーン・エヴァンス(モース)、じわじわと魅力が増してきますね。
今夜、動画配信サービスでじっくり見るつもりです。

「刑事モース」は見ていました。オックスフォードですか。芯を流れている伝え方が、英国と日本では雲泥の差なのでしょう。見終わった時の感動、日本のドラマには無いものと思います。。

>kazuyoo60さん

日本の民放の刑事ドラマは、「暗くなりすぎないように」という配慮からか、「軽いノリ」で終わるものが多い気がしますね。

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