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2020年1月27日 (月)

無垢はホラー

実は2週間程前に読み終わっていた「月と蟹」道尾秀介著。

小学生の男子が主人公。父を病で亡くし、母とともに祖父(父の父親)のところに身を寄せる。

主人公も、母も、祖父も、クラスで唯一仲の良い少年も、なぜかよく話しかけてくる少女も、それぞれ“何か”を抱えている。

「ヤドカミ様」と称してヤドカリを火で炙る儀式。母の恋人、あるいは友達のDV父の死を祈る。子供ながらの残酷な行為とか、閉ざされた子供独特の世界で実現してはいけないことを願ってしまうとか、本当は私がのぞき見てはいけないのではないかと思いながら、息を潜めて読み進めていきました。

何か良くないことが起こるに違いない。でも私には助けてあげることはできない。ああ、どうしよう。そんな感覚が「ホラー」ともいえる小説でした。

主人公が少年であることから、十分には感情移入できないところもあったけど、子供って、無垢であると同時に、無慈悲で、脆弱で、危険。

誰かれにでもお勧めしたい作品というわけではないけど、内容ずっしりの小説でした。

今日の「ありがとう」は、まだ影響が出ていない交通機関と天候に。ふと気付くと、雨が降り出しています。今夜のうちに雪になるかもしれないとか。

2020年1月22日 (水)

準備は抜かりなく

今日は、2つ大きな失敗をしてしまった。正確に言うと、今日までに整えておくべき段取りが十分ではなかったので、今日、困った事態になってしまったのです。

1つ目は、準備バッチリと思い込んでいたら、ちょっとした勘違いがあって、ばっちりのつもりの準備がムダになり、慌ててやり直し。

2つ目は、問題なく事が運ぶだろうと楽観視して最小限の備えだけしておいたら、思わぬところでつまづいて、後日やり直すことに。

1つ目については、取引先のEさんが自身もミスがあり、加えて、これといって影響がなかったことから、「大丈夫です、気にしないでください」と言ってくださった!ほっ

2つ目は、時間とお金をムダにしてしまったものの、被害は私自身だけで、他人には迷惑をかけなかったのが不幸中の幸い。

いずれも、気の緩みが招いた失敗。常に「最悪の事態を想定」して準備することが重要だとつくづく思いました。

でも、常に最悪のことばかり考えていたら、滅入っちゃいますよねぇ。

今日の「ありがとう」は、なんといっても、「大丈夫です」と許してくれたEさんに。Eさんのおかげで、本当の最悪の日にならずに済みました。感謝、感謝です。同じミスを繰り返さないよう、気をつけます!∠( ̄^ ̄)



2020年1月18日 (土)

魅力いろいろ、運もいろいろ

1月恒例の初春歌舞伎を見てきました。今年の演目は「菊一座令和仇討(きくいちざれいわのあだうち)」。

お目当ての菊之助丈は白井権八の役。いつもは、「○○(女形)、実は××(立役)、実は△△の精」というような役でしたが、今回は終始1人の役。といっても、武士の凜とした姿から、花魁に化けた美しい姿、そして華やかな立ち回りと、色んな魅力を存分に発揮してくれましたよ。(12月の「ナウシカ」歌舞伎で腕を負傷してしまいましたが、見た限りではだいぶ治っている様子)

舞台全体では、時代物と世話物の面白さをうまく組合せ、菊五郎劇団らしい気の利いた「笑い」ネタも仕込まれていて、憂き世を忘れて心から楽しみました。

そして、初春歌舞伎恒例の「手拭い蒔き」は、今年もゲットできませんでした。相変わらず「手拭い運」無し!でも、一緒に観劇した幼なじみYとその家族から、いろいろとお土産をもらいました。手拭い運は無いけど、別の運はあるようです…?

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今日の「ありがとう」は、チケットを手配してくださったK子さん、一緒に観劇したYとそのご家族に。

2020年1月15日 (水)

グッタリしつつも夢描く

先日、初釜でした。

といっても、私が通っている稽古場は本当の炉ではなく電気式なので、「初釜の稽古」をしたと言う方が正確ですね。

私は亭主役を務めました。滅多にやらない長板での初炭は、何度か手順を間違えてしまい、料理を運び入れる段取りもしどろもどろ。それでも、2回練習した濃茶点前はそこそこスムーズにできました(と、思う)。7人分の薄茶も点てて、なんとか亭主役をまっとうできました。

料理は私と先生そして半東役Kさんの3人で分担して持ち寄り。お詰め役Sさんにも鍋やら保温器やらで協力してもらいました。先生は裏方に徹して、汁ものの準備などしながら、私とKさんにそのつど動きを指示。私とKさんの2人だけだったら、まったくうまくできなかったでしょう。

お茶事って、ほんと大変。もうグッタリ。でも……楽しい。いつか、お茶事で誰かをもてなしたいなと夢を描いています(その前に、人を呼べる部屋に住まなければ)。

いつも私の狭い部屋に置いている花器、今回の初釜の稽古に持参し、床の間に飾りました。やっぱり床の間が似合いました。が、写真を取り損ねたので、持ち帰ってからパチリ。花は桜と椿です。
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今回の「ありががとう」は、まずは先生、そしてKさんとSさん、それから花器の贈り主O森さんに。

2020年1月 7日 (火)

今日のマストアイテム

今日は人日。2020年になってから、はや7日目となりました。

ああ、早い。

しかし、こうして日数を数えていられるのも今のうちです。いずれ、数えるのも追いつかないほどの高速で日々が過ぎていくのです。

さて、1月7日といえば七草粥。今年も、七草粥セットを近所のスーパーで購入して使いました。白いご飯がないので、玄米で。しかも、炊いた玄米ご飯を使ったので、お粥ではなくおじやですね。

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写真用に少な目に盛りましたが、撮影後に2倍に継ぎ足し、チーズも入れて食べました。これに玉子を足していたら、まぎれもなくおじやでしたね。

昨日は仕事始めでしたが、初日から突拍子もないご注文と、我ながら呆れるミスにガックリしました。2日目の今日は、なんとかミスなく無事に過ぎました。

今日の「ありがとう」はお手軽七草粥セットに。私はもう、これなくして人日は過ごせません。そういえば、今日はO森さんの誕生日ではなかったかな?O森さん、お誕生日おめでとうございます。

2020年1月 5日 (日)

3分は長く、9日は短い

年末は12月27日が終業日、そして年始は1月6日が始業日。つまり、年末年始のお休みは9日間でした。

9日間、これといって予定も無く、旅行もせず、長い!長すぎる!何をしよう?この長さに耐えられるのか?と思っていましたが、あれ?いつの間にか9日間経ってしまいましたか?いやいや、そんなはずは…、だって何もしていませんよ。ちょっと掃除して、元旦に朝ランして、書き初めして、2日・3日に箱根駅伝を観戦して、それしかしていないはずのに。

いやしかし、驚いたことに、9日間が終わってしまいましたよ(厳密にはまだ数時間残っていますが)。

例えば、3分間腹筋運動をするとなるとけっこう長い時間ですが、9日間の休暇って、なぜにこんなに短いのでしょう。ひとりきりで、話相手もいなくて、9日間も耐えられるのだろうかと危惧していたものの、日にちがあっというまに過ぎることにも驚愕でしたが、案外孤独に耐えられる自分の精神力にも驚愕でした。

それでも、あと1日休暇が長かったら、耐えられなかったかも知れません。

孤独な正月でしたが、1度、着物を着て出かけました。黒い牛首紬に、宝尽くしの柄の名古屋帯を合わせて。どちらも4年ほど着ていなかったので、そろそろ着なければ!と思い、MATSUYA GINZAで開催中の「利休のかたち」展へ。

ほら、着物買い取り業者の某CMで言ってるでしょ。「5年着なかったらもう着ないって」と。私もそう思います。5年着なかったらもう着ないだろうって。なので、5年経つ前に着ました!着る機会が減ったけど、この着物も帯も、どちらもとっても気に入っているのです。

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今日の「ありがとう」は、平和なうちに終わった休暇に、ですかね。ああ、明日からまた日常が始まる。

2020年1月 3日 (金)

都市はハッピーになりえるか

「方形の円 偽説・都市生成論」ギョルゲ・ササルマン著

ネットでたまたま見かけた“ギョルゲ・ササルマン”という作家名が気になり、図書館で借りて読んでみました。36の架空都市の誕生、あるいは繁栄、あるいは崩壊、あるいは消滅を描いた短編集。1都市あたり数ページという、読書苦手な人にも読みやすい短さ。

手塚治虫の「火の鳥」をぎゅっと3~4ページに凝縮した感じで、短いながらも、1つ読み終わるごとに、ちょっと胸が苦しくなったり、ざわついたりします。

36都市のうち、ハッピーな都市は1つもありません。都市がハッピーになることは、不可能にも思えてきます。発展するごとに、何かを見失っていくような。

ところで、たいてい図書館で借りる本は、いろんな人の手に触れてきたので、そこそこ汚れていますが、この本は昨年6月に発刊されたばかりで、しかもあまり貸し出されていなかったようで、かなりきれいでした。「自分で買う本ってこんな感じだったっけ」と、久しぶりに本を買ってみたくなりました(なりましたが、実行に移していません)。

今日の「ありがとう」は、復路も感動をくれた箱根駅伝の選手たちに。今年ブレーキもなく、リタイアもなく、全選手無事に走り終えてよかったよかった。総合優勝は青学でした。やっぱり原監督は名将ですね。

2020年1月 2日 (木)

高速、箱根駅伝

年末にせっかく買っておいた正月用の敷紙を昨日使い忘れたので、もう一度、正月の朝食をパチリ。
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今日は箱根駅伝往路だったので、朝早くから朝食の準備をして、7時半にはテレビの前にスタンバイ。年末からずっと頭痛が抜けないので、まずは頭痛薬を飲んで、箱根駅伝スタートとともにスパークリングワインで乾杯!(良い子の皆さんは真似しないように)

油断して飲み続けると、あとで頭がグヮングヮンすることが分かっているので、早々にお茶に切り替えてテレビ観戦を続行。

今年は新記録続出の高速レースになりました。ネットに流れている情報によると、某スポーツメーカーのランニングシューズが影響しているとか。

しかし、靴のおかげで脚が早く先に進むとしても、その進み方に耐えられる脚力が必要なわけで、誰が履いても速く走れるというものでもないのだろうな…と思うのですが、いかがでしょうか。

ちなみに往路優勝は青山学院大学でした。

駅伝観戦後は余力が残っていたので(アルコールを早めに切り上げたためダレていないので)、和菓子を作ってみました。もうちょっと緑が見え隠れしていた方が美しいけど、まあ、自分しか食べないことを考えれば、そこそこの出来でしょう。人に食べてもらうにはイマイチどころか今百ですが。
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今日の「ありがとう」は、さっそうと駆け抜ける駅伝選手たちに。明日の復路も楽しみです。

2020年1月 1日 (水)

いつもの元旦ランと初の甘酒

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

とうとう新年になってしまいました。そして、あっという間に1年が終わるのでしょう。

さて、今年も元旦ラン、無事に終えました。

早起きして、まずは氏神様にお参りして、駒沢オリンピック公園に向かい、6周走った後、初日の出を拝む。というのがお決まりのコースなのですが、昨夜から今朝にかけてあれだけ強風が吹いていたのに、空には見事に雲が立ちこめ、朝日はちらりとも見えませんでした。

その代わりというわけではないのですが、有志の方々が毎年元旦にふるまっている甘酒をいただきました。

以前から気にはなっていたのですが、ラジオ体操後にふるまわれるので、ラジオ体操参加者のみだと思っていたので遠目で見ているだけでした。

が、今朝は、初日の出が見えそうもないので早々に退散しようと、甘酒をふるまっているエリアのそばを通りかかった時に、「どうぞどうぞ!飲んでってください!」と声をかけられ、ラジオ体操参加者じゃなくてもよいとのことだったので、初めていただきました。

おいしかった〜。寒い中ランニングした後の体に沁みました〜。なんて心の広い温かい人たちなんでしょう。ごちそうさまでした。新年初日から嬉しい出来事でした。

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朝食はお正月らしくお雑煮。涙型の器は年に1度登場する鍋島焼きです。あ、昨日作ったお煮しめを写真に入れるのを忘れた(>_<)

この1年が、平和で良い年になりますように。

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