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2014年3月17日 (月)

スーパーウーマンに会いに行く

日曜日は、姉弟子がご自宅で茶飯釜を催されるということで、はるばる千葉市まで出かけていきました。朝は寒かったけど、到着した頃はぽかぽか。

待合にはたばこ盆と掛け軸。白湯をいただいて、玄関からお庭の腰掛けへ。こちらにも、きれいな円座とたばこ盆。

ご挨拶をしてにじり口に。床の間には春夏秋冬を詠んだ掛け軸、香合。炉には自在の釣釜(“自在の釣釜”って言い方で合っているのでしょうか)。

正客は、姉弟子のご友人にお願いして、私は次客。姉弟子の娘さんが三客に。娘さん、美人です。

初炭でたっぷり炭を注いで、さっそくお米をお釜に投入。

ごはんが炊けるのを待っている間に、向こう付けは鯖のごま和え。地元千葉のお酒に、アサリのしんじょうのお吸い物。

ごはんが無事に炊けたのを見届けて、生麩のお味噌汁と、炊きたてのごはん。

続いて鳥のつみれ・水菜・しいたけの炊き合わせ。独活と蟹の和え物でさっぱりしたあとに蒸らしたごはん。焼き物は鰆の粕漬け。

箸洗いは薄口の出汁にのし梅?かな?八寸はぶ厚く切ったからすみと空豆。この時点でけっこうお酒飲んじゃっています。

続いて色とりどりの香の物と、ご飯を湯でといた湯の子。ああ、そうだった!ここでお椀の中身をきれいに食べきるのでした。私はその前にすっかりごはんを食べきってしまっていました(恥)←本当はご飯を少し残しておいて、湯の子を注いでお新香をうまく扱いながらきれいにさらうのです

あーもー幸せ。おなかいっぱい。

でも本番=お茶はこれからです。お手製の桜餅をいただいて、再び待合の腰掛けに。しばらく待った後、準備が整った銅鑼の合図でまた入室。

今度は床の間に白い桃と椿。

茶入れはちょっと大きめの青絵付け。仕覆はお聞きしたけど忘れてしまいました(汗)落ち着いた色だけど楽しげな花模様。赤楽茶碗でおいしいお濃茶をいただいたあとは、娘さんが後炭。

薄茶は桜の京焼茶碗と爽やかな青みのある三島茶碗で。螺鈿と蒔絵をあしらった棗が上品。

と、この一連の行事を、ほぼ姉弟子ひとりで遂行されました(途中、少しだけ娘さんの助けをかりましたが)。もちろんお料理もぜんぶご自分ひとりでご用意。かねがねスーパーウーマンだとは思っていたけど、本当にスーパーウーマンです。

客への心遣いと、「お茶が大好き!」という気持ちが随所に伝わってきて、こちらもとってもうきうきした幸せ気分になりました。これこそ最高の“おもてなし”。

「遠いからお引き留めしちゃ申し訳ない!」と、娘さんが気になさるので、ゆっくりお礼を言う間もなく駅へ。電車の中で余韻に浸りながら、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

日曜日の「ありがとう」は、姉弟子のHさん、娘さん、お友達のOさんに。お礼はメールではなく、葉書にしました。下手字だけど(^^;

Hさんが床の間に飾られた桃と椿。
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コメント

お掃除、献立、花入れ、一連の時間割もでしょう。お客をもてなすお心遣いが随所にです。茶飯釜の名前は初めて聞きますが、ただただ感心しています。
素晴らしいお時間でしたね。良いお仲間をお持ちです。

>kazuyoo60さん

まとまりのない長文を最後まで読んでくださってありがとうございます。

茶飯釜は、炉にかけた釜でご飯を炊くのです。
ご飯が炊けていく良い香りがして、とてもワクワクします。

「茶飯釜」とは懐石料理の飯を茶席で炊く茶事だそうですが、初めて耳にしました。“まぼろしの茶事”ともいわれているそうですが、この記事を拝読し、道理でと納得しました。
何かと気忙しい世の中、時には心静かにこの様な究極の贅沢を味わいたいと痛感しました。鉄釜で炭火で炊いたご飯はさぞかし美味しかったことでしょう。
床の間に飾られた桃と椿が一段と映えます。花器は備前焼も合いそうなので心しておきます。いずれsuzieさんにも親友畝尾の作品をお届けしたいと思っております。

>omotannさん

読みにくい長文を最後まで読んでくださってありがとうございます。

床の間の花器、備前焼に見えますが、実は赤楽なのです(近くで眺めても備前焼に見えました)。

今回は赤楽でしたが、備前焼は茶室の花器に使われているのをよく見ます。
備前焼は表情がありつつも、しっかり主役(花)を引き立ててくれますね。

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