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2013年7月 8日 (月)

四谷怪談の痛み

Dscf7401 週末は歌舞伎観劇でした。夜の部は「東海道四谷怪談」通し狂言。お岩さんはもちろん菊之助丈。チラシ(部分)はこちら。眉が無くても美しい。右側は伊右衛門を演じる染五郎丈。

いや〜怖かった。もちろん話の展開はとっくに分かってるし、仕掛けも昔ながらのものだし、現在の技術を駆使した映画のようなドッキリビックリはまったく無いのだけど、おどろおどろしさ満点。こんなに醜い菊之助丈は初めて。

顔が変わる前からすでに怖い。薬を飲んでいる姿からして(薬を飲んだらどうなるか分かってるだけに)妙な‘不均衡感’でなんだかぞわぞわ。

それにしても残酷な話。これが最初に上演されたときは、さぞ衝撃だったことでしょう。見ていて、痛い。あ、「痛い」といっても、最近言うような「イタい人」とか「イタい車」とかの「イタい」ではありません。本来の「痛い」です。

四谷怪談を観ながら「サンタ・サングレ」という映画を思い出しました。アレハンドロ・ホドロフスキー監督が「忘れられない映像で、見る人を傷つけたい」という意図で作った映画です。あまり万人にお勧めできる映画ではないですが、その思いを見事に具現化していると感じたものです。

その意味で、四谷怪談とサンタ・サングレは似ている。鶴屋南北の四谷怪談は1825年作だそうで、サンタ・サングレ(1989年作)より160年以上早い。鶴屋南北も「観る人を傷つけたい」と思ったのだろうか。

私は見事に傷つけられました。

週末の「ありがとう」は、昼・夜とも良い席を回してくださったK子さんに!菊三昧の週末でした!shine

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コメント

芸の力ですね。衣装やメイクももちろんなのでしょうけれど。怖くてもご満足の良いお出会いでした。

>kazuyoo60さん

本当に芸の力だと思います。
ちょっと不満点もあるのですが、菊之助丈のことだから、これから千秋楽に向かってどんどん向上すると思いますwink

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