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2013年1月27日 (日)

上野にて外憂を忘れ

Dscf6971 久しぶりの東京国立博物館、「書聖 王羲之」展を見に行きました。日中国交が激しく不安定に陥っている中、“日中国交正常化40周年 特別展”の開催です。日本は平和・温厚でよろしい。

書の知識も腕もまだまだ乏しいゆえ、展示物の「凄さ」をダイレクトに実感できなかったというのが正直な感想。でも、主催者の名誉のために書いておきますが、本当に凄いものばかりなんですよ。

王羲之の真筆はひとつも存在しないそうです。その理由はこちらの公式サイトをご覧いただければ分かると思いますが、そのため展示物は模本や拓本になります。真筆ではないといっても、この世に存在する王羲之の真筆に最も近いものということになります。その経緯や王羲之の功績、時代背景などをまったく知らずに見に行ったがために、よく分からないけどとりあえず凄そうだから見ておこう、という鑑賞になってしまいました。ああ、予習って大事。

王羲之に学んだ高名な書家の真筆もいくつか展示されました。文字が右に左にと揺れる軸に「躍動感がある傑作」との解説が付いている。え?そんなんでもいいの? 董其昌(とうきしょう)の書巻は整然と並んだ草書文字から、書き殴ったようなぐっちゃぐっちゃな筆致(私にはそう見えた)に。え?こんなんでもいいの?

アカデミックなデッサンを修得したピカソやダリが最終的にああいうスタイルになったように、基本の書をマスターすると、何にもとらわれずに自由に書けるようになる、ということだろうか。型を極めてこそ型破り。死ぬまでにはその域に達したいものです。

週末の「ありがとう」は母と兄に。たまにはドタバタも面白いね。

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コメント

鶴の着物?
見たいなあ

>ひでこ儘さん

歌舞伎観劇(前の記事)ですね。
全面手描きの訪問着です。
次回着た時は写真載せますね(たぶん1年後?coldsweats01

たいじん(大人)の国の古代中国は存在しません。お隣の国々は日本製品、日本の文化を拒否でしょう。片や日本は今もドラマを放送し続けていますね。
昨夜のテレビに柳家小さんさんが映って、自分の芸にする極意を3文字で表現されていました。ちょうど同じことを思われていたようです。

>kazuyoo60さん

「ファミリーヒストリー」ですね。
柳家小さんさんの極意、「守破離」。
絵画にも書にも芸にも、おそらくスポーツにも通じるのでしょうね。

「守破離」という言葉。初めて聞きました。
子供の頃なぜか大好きだった小さん師匠。
番組拝見しました。花禄さん頑張れrock

王義之の観に行かれたのですね。良いな~。
ウチは両親とも書を嗜むので、
王義之という名は、良く母が臨書(それをお手本とし、真似して書くこと)してましたから、耳にしましたし、
あの文字は大好きです。
貴重なものをご覧になったのですね。羨ましい、ホントに…。

>まりりんの娘さん

王羲之展、3月3日までやってますよ。
是非お母様と足を運ばれては?

> 子供の頃なぜか大好きだった小さん師匠

だって私ら世代にとっては「うまいね〜、これでインスタントかい?」でお馴染みですもの。

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