最近のトラックバック

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月27日 (水)

ダイバーで良かった、人生初の東北の海(その三)

そんな具合に、楽しいことばかり書いてきましたが、震災の爪痕はまだまだ深く、竹浦の港も桟橋が流されたままだし、まるで区画整理しているかのように建物の壁(塀?)の一部が残った風景が続いている。

港から少し離れたところでは、3回建てのビルが横倒しになったままだったり、公共施設(学校か公民館?)の敷地にはガレキが積み上げてあったり。別の被災地では、まったく状況が変わっていないようなところもあるそうです。

ちなみに竹浦の方々は、震災後、一緒に同じ場所(秋田県)に避難しました。みんなが一緒だったから頑張ってこられたし、復興に向けて行動できる、と地元の女性たちが語っていました。離ればなれだと、孤独感が強くなってしまうものね。

そんなたいへんな経験をしてきた彼女たちですが、本当に優しい人柄があふれる素敵な方たちで、「みんな(参加者)が喜んでくれて嬉しい」などとおっしゃる。

旅館での講習会に彼女たちも出席していたのですが、スクリーンに映し出される水中の生物にダイバーが歓声を上げたりしているのを見て、「ここの海をそんなに喜んでくれる人がいるなんて知らなかった」と。加えて、彼女たちは海の中に入ったことがなかったので、「海の中の生き物はあんなにきれいなんですね」とも。震災以来、海の中がめちゃめちゃになっているのではないかと不安もあったそうなのですが、そうではないと知って安心したともおっしゃっていました。

Dscf5785海の中に感動し、おいしい食事に感激し、実行委員の方々の実行力に感服し、継続してボランティアを続けている方々に感心し、地元の方々の心温まるもてなしに感謝した2日間でした。

週末の「ありがとう」は、お目にかかったすべての人たちに。

こちらに、“まともな”イベントレポートが掲載されています。興味のある方は是非ご一読ください。

2012年6月26日 (火)

ダイバーで良かった、人生初の東北の海(その二)

竹浦では、土曜日に1本、日曜日に1本潜りました。水温は12〜14℃。さすがに今回はドライスーツをレンタルしました。グローブもフードも着けて、ホッカイロも貼って、万全の体制。

透明度は3〜5mと聞かされていましたが、水面近くは1m、下に潜ると8mくらい。うねりも波も無く、覚悟していたより良いコンディション。ガイド1人に参加ダイバー1〜2人という少人数体制なので、ゆっくり生物を紹介してもらいました。

まずは参加者全員(ガイドも)がヒートアップしたクチバシカジカ。私ももちろん見るのは初めて。とてもユニークな姿です。マンガチックな猪みたい。是非ご覧いただきたいところですが、岩の亀裂の奥に居たので、残念ながらうまく取れませんでした。ごめんなさい。

Dscf5797 次いで、これも人生初のオコゼカジカ。「オコゼ」と付く割りには色鮮やかなオレンジで、そんなにゴツゴツいかつい感じではない。グラマラスなボディーは、卵を抱えているためです。お腹が重くて歩く(?)のが大変そうでした。

Dscf5833 続いて案内してくれたのはフサギンポ。なんとなく、伊豆でよく見るコケギンポみたいなものを想像していましたが、実際コケギンポのようなルックスでしたが・・・とにかくでかい!どのくらいかというと、軽〜く子供の握り拳くらいの顔でした。ちょうど胸びれを広げて「ハロー」とでも言っていそう。

Dscf5803Dscf5807 ウミウシも鮮やか。初めて見たアケボノウミウシ(左)は、この海ではそこらじゅうに居るとのこと。実際、何匹も目撃しました。そして、人生で2度目のミズタマウミウシ(右)。なんてかわいいんでしょう。

Dscf5843 ちょいと地味目だけどインパクトがあったのはババガレイ。こちら(関東)でいうナメタガレイですね。高級魚です!だいぶ近づいて写真を撮っていたけど、まったく動じず、ちょっとだけ頭をもたげたくらいでした。さすが高級魚ともなると堂々としている!

Dscf5811 そして、これこそお目当ての、ダンゴウオーーーーーー!伊豆で見るより色も肌感も石っぽい。というのも、ぽこっと岩の上に住んでいるからなのです。ダンゴウオに詳しいガイド渡辺さんによると、ダンゴウオは住環境に体色を似せるので、岩に近い色になるわけです。伊豆のダンゴウオは赤や緑の海草の上に居るので、赤ダンゴ、緑ダンゴになるのですね。これで10〜12mmくらい。あまりに石のようなので、私が一生懸命写真を撮ってるのを見て、一緒に潜っていたY中さんが「えー!?違うよーこれ!」と、ダンゴウオだと全然信じてくれませんでした。

このほかにも、マコガレイ、リュウグウハゼ、クロシタナシウミウシ、ヒメキヌハダウミウシ、ハナヤナギウミウシなど見ました。

ちなみに海底にガレキなどはなく、海の中は、ごく普通の海の中でした。海の生命力が地上にもどんどん広がりますように。

竹浦の海とガイドの渡辺さん、そして一緒に潜ったみなさんに「ありがとう」。

2012年6月25日 (月)

ダイバーで良かった、人生初の東北の海(その一)

週末は、人生初、東北の海に潜りに行きました。「できること。潜ること。in 宮城・竹浦」に参加し、宮城県牡鹿郡女川町竹浦にてダイビング。

竹浦は「たげな」と言います。地元の方いわく「“たけのうら”と言ってるつもり」とのことですが、“たげのうら”→“たげのら”→“たげな”、となるそうです。

ボランティア活動ではなく、単純に「潜りに行く」という1泊2日のイベントです。被災地に遊びに行くというのはいかがなものかと疑問が沸くところですが、これまでボランティアで何度か現地を訪れていた人たちが、現地の方から「ボランティアも助かるけど、普通に遊びに来てくれるだけでも嬉しい」との声を聞いたことがきっかけになった企画なので、そこはあれこれ考えないことにして東北の海に向かいました。

強力な台風4号に続き、台風5号の影響が心配されましたが、台風5号が温帯低気圧に変わり、2日前にイベント決行が決定。23日午前0時に車でピックアップしてもらい、三陸を目指しました。もちろん、私は後部座席でウトウト。

温帯低気圧に変わったとはいえ、雨と風の影響はどのくらいあるだろうと案じていましたが、杞憂に終わりました。到着した23日早朝は雲が空を覆っていたけど、だんだんと青空が広がって、日焼け必至の強い日射しが!そういえば、私は晴れ女だったっけ。

Dscf5787 開会式では竹浦の方々による太鼓と獅子振りが披露され、その後、参加者は2班に分かれてA班は潜りに、B班は地元の方のお話を聞きに。私はB班。地元の方が趣味にしている写真を使って、震災当時の状況と現在の復興に向けた気持ちを語って下さいました。そして昼食時には地元女性陣によってホタテ貝のバター焼きとホタテ汁が振る舞われ、海の幸を堪能。(特にバター焼きは感動的なおいしさ!)

ここでA班と入れ替わって海へ。東北の海は、私が考えていたより生き物がカラフルでした。詳細レポートはまた後日。

Dscf5819 ダイビングが終わると、車で1時間ほどの宿泊先に移動。こんな立派な温泉旅館は何年ぶり?というくらい大きくてきれいな旅館でした。部屋からの眺望も素晴らしく、さすが「大観荘」との名前を掲げているだけあります。大浴場も松島の海が見渡せる露天風呂あり。

温泉旅館といえば豪華な夕食! と、その前に、元横須賀市自然・人文博物館館長の林氏と、現地で30年以上ダイビングガイドをされている渡辺氏による講習会。林先生の興味深い視点と、渡辺さんのレアな観察映像に一同くぎづけ。あっという間の2時間でした。続く宴会もたいへん盛り上がりました。

Dscf5826 翌日は5時に起きて朝風呂へ。すでに太陽は高い位置にあり、日の出風呂とはいきませんでした。うーん、残念。メニュー豊富な朝食バイキングをたっぷりいただいて、またまた車で1時間移動。前日と同じ竹浦で1本ダイブ。

海からあがると、あの強い日射しが嘘のように雨雲が空を覆い始める。地元のガイドさんたち、地元でボランティア活動を続けている方々、地元の親切な女性陣と別れを惜しみつつ、1時ごろに散会。

「岡清(おかせい)」という寿司屋(?)でお昼を食べた後、一路東京へ。帰路ももちろん、私は後部座席でウトウト。順調に走って、9時過ぎに帰宅しました。

2日間のおおまかな流れはこんな感じです。肝心の海の中の話は・・・・・・・・・次回に続く。

週末の「ありがとう」は、まずはずーっっと運転して下さったY中さんに。本当に(運転以外でも)お世話になりました。そして私のピックアップ場所に合わせて1時間電車で移動してくれたT田君もありがとう。

2012年6月19日 (火)

ハレの日は台風

Dscf5773 今日は大奮発!!!してホワイトアスパラガス。塩とオリーブオイルでいただきました。(撮影に失敗して変な影が入ってしまったので思いっきりトリミング)。甘くて美味でした。

だってホワイトアスパラガスって、買うのに勇気いりますよね?なんたって高い。しかしよくよく考えてみれば、高いと言ってもそこらの気取った喫茶店でコーヒー飲むよりは安いんですよね。なぜあんなに「高価感」が強いのでしょう。

それはともかく、なんで大奮発したかというと、今日は不肖ワタクシの誕生日だからです。

いろんな経路でおめでとうメッセージをくださった方々、どうもありがとうございました。おめでとうメッセージに返信するだけでもけっこう時間がかかりましたが、それだけたくさんのメッセージをいただけたということが、しみじみ1年に1度の喜びに変わっていきます。

さて、毎年誕生日のたびに実感しますが、よくぞ無事にこのトシまで生きてこられたものだと思います。これまでは、少しは自分の努力が作用しているのだと(不遜にも)思ったりしていましたが、最近は、単に運がよかっただけだと思うようになりました。

何かの力で生かされているのではなく、たまたま生きてこられただけ。ええ、そうです。棚ぼた式に生き延びてきただけです。でも、その「棚ぼた」の運をムダにしてはいけないと強く思います。「棚ぼた」を有効活用すべく、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

ちなみに私は自他共に認める晴れ女ですが、今、外は台風で大荒れ。晴れ女のハレの日は台風で〆。

今日の「ありがとう」はメッセージをくださった皆様に。そして、両親に最大の感謝を。

2012年6月17日 (日)

走り続けろ、抜かされながら

ほぼ1年ぶりに、駒沢オリンピック公園でハーフの距離を走りました。

今日は最初から21kmを走るつもりだったので、ゆっくりと、なるべく時速8kmを上回らないように走り始めた。だらだらと、徒歩がちょっと早くなった程度に、抜かされても焦ってはいけない。つられてペースを上げるとあとで辛いことになる。まるで私の人生のようだ。

どんどんどんどん抜かされていく。あんまり抜かされ続けると、取り残されることにも慣れて焦る気も起こらなくなる。まさしく私の人生ではないか。

残りあと2kmほど。たぶんひどい顔しながら走っているはず。帽子のつばをちょっと深めに下ろし、誰にも顔を見られませんようにと思いながら走り続ける。それこそ私の・・・・。

最後は(おそらく)どこかの中学のサッカー部員やら、(おそらく)野球のリトルリーグの子どもたちやらに追い越されながら、いまどきの子供の足の長さに感心しつつ・・・・・・なんとか21km。2時間28分でした。

雨が上がったばかりだったので、まだそれほど暑くなく、走るにはちょうどいい感じでした。昼近くには日射しも強くなって気温が上がったけど、狐の嫁入りのおかげでばてることなく走れました。

今日の「ありがとう」は、雨上がりと狐の嫁入り、そして公園に居たいろんな人たちに。

2012年6月10日 (日)

掃き溜めにて超時空鑑賞

はたと気づいたら6月10日。渋谷Bunkamuraの「レオナルド・ダ・ヴィンチ」展の最終日ではないか!

混むのを覚悟で出かけました。渋谷に向かう車内で「混雑して全然作品に近づけなくても、ちらっと見るだけでも入場料分の価値はあるはず。なんといってもダ・ヴィンチの作品だもんね。しかしダ・ヴィンチの作品なんてよく日本に運んできたもんだな〜。輸送大変だっただろうな〜。私だったら怖くて引き受けられないな〜」などと考えつつ。

Bunkamuraザ・ミュージアムに到着してみると、確かに混雑していましたが東京国立博物館の“混雑”に比べればかわいいものです。

結局、ダ・ヴィンチの作品は習作2点と「ほつれ髪の女」の合計3点のみ。そうですよねー。そんなにたくさんダ・ヴィンチの作品なんて持ってこられないですよね−。だいたい移動できる作品自体、そんなに多くないはずだし。

Dscf5767 しかし3点だけでも1500円の価値はありですよ、たぶん。「たぶん」というのは、例えば「ほつれ髪の女」は約600年前のものとはとても思えないくらい繊細でほんわりと美しく、その繊細さもちゃんと視認できるくらいしっかり保存されているので「16世紀に描かれた」という実感がなく、実は模写だったと言われても十分納得できてしまうほどなのです。それとは関係ありませんが、ダ・ヴィンチが描く女性って、どことなく男性かなって雰囲気が感じられますね。

ダ・ヴィンチの作品以外は、ダ・ヴィンチ工房の絵や、ダ・ヴィンチの弟子の絵、ダ・ヴィンチと弟子の合作とされる絵などが並びました。面白かったのは弟子や後世の画家による「モナ・リザ」の模写。それぞれ“彼女”に対する思い入れが表れてしまうようで、微妙に表情が異なっていましたよ。

全体的に作品数も多くは無かったので、覚悟したほどの疲労もなく、短時間で数百年の超時空旅行を終えました。

今日の「ありがとう」は、保存技術と輸送技術が優れた現代に生まれてきたことに、ですね。あ、そうそう。Bunkamuraの1階で三谷幸喜を目撃しました。これも1500円に含まれているのか。声をかけたら嫌がられるかな、目立ちたがり屋な彼のことだから声をかけた方が(正体がばれた方が)喜ぶかな、と迷ったあげく、結局声をかけずにその場をあとにしました。想像していたほどズングリムックリではなく、意外と背が高かった。

それにしても、渋谷は相変わらず汚かった−!!タイトルの「掃き溜め」は渋谷のこと。

2012年6月 6日 (水)

奇跡は起こらず

本日は朝から雨。ときどき暴風雨。ときどき曇り。そんな状態が午後2時ごろまで続きました。ああ、残念。金星の日面通過、観測できず!!!!

金環日食のときのように、雲の切れ間から太陽がちらりと見えるかと期待しましたが、厚い雲は結局途切れること無く、金星は太陽を横切っていきました。6時間以上も猶予があったのに!

次回は105年後です。105年後に生きている方、是非観測を!

今日の「ありがとう」はいろいろと意見をくれた友達に。

Dscf5764 オリヅルランの葉から出た水滴。雨粒が付いたのではなく、蒸散作用で付いた水滴です。なんとなくいじらしい。

2012年6月 2日 (土)

水中も地上も好き勝手

久しぶりの井田ダイビングです。水はちょっと緑がかって春っぽい色だけど、透明度は8〜13mとまあまあの状態を保っています。水温は、浅場は20度、ときには21度と温かいけど、下の方は18〜19度なので、まだまだ湯船のありがたさが身に沁みます。

Dscf5744 いつもながら、好き勝手に動き回らせてくれながらもしっかり案内してくれるKちゃんにくっついて、のんびりと水中を漂いました。岩とほとんど変わらないルックスなのに、ヒレの裏側がとっても鮮やかなサツマカサゴ。一生懸命逃げ去るところを撮ったら、きれいなヒレの裏が見えました。が、それより目立つのがこのお腹!ポッコリ!!卵を抱えた雌なのかと思っていたら、どうやらクロホシイシモチを丸呑みしたらしいです。

Dscf5746 海からあがる少し前に遭遇したのは、巨大なヒラミルミドリガイ。大きさは3cm弱といったところ。今までヒラミルミドリガイといえば1cm未満のものしか見たことがなかった私には、怪獣なみの大きさに見えました。

Dscf5754 そしてランチはご飯の上に好き勝手に具を乗せる「勝手に丼」。大きい丼にたいして、控えめにご飯をよそったので、だいぶアンバランスになってしまいましたが、しっかり味がしみこんだ角煮がGOODでした。でも実は私、「勝手に」シリーズでしょっちゅうM里が用意してくれる椎茸の煮物がいつもとっても楽しみなのです。今回も大きい椎茸(人参の下の黒い物体)、おいしかったです。

今日の「ありがとう」は一緒に潜ったいつものKちゃん、M里+半年ぶりのYさんに。

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ