最近のトラックバック

« 366日後 | トップページ | 視覚と嗅覚の魅惑的関係 »

2012年3月15日 (木)

244年の歴史に幕

Britannica

ブリタニカ百科事典(全32巻)が印刷版を廃止すると発表しました。初版発行は1768年。1990年のピークに12万部を販売して以降、発行部数は低下し、2010年は1万2000部を印刷して、現在約4000部が在庫として残っているらしい。在庫がはけた時点で終了です。その後はオンライン版のみ提供されることになります。

オンライン版の方が改訂されても買い直す必要が無いし、コンテンツも豊富だし、調べたいことがあれば、パソコンやスマートフォンでちゃかちゃかっと手軽に検索できるし、使いやすさと身軽さでは断然印刷版より勝っていますね。

でも百科事典の役割って、「調べたいことが分かる」だけじゃないと思うのです。うちにも百科事典がありました。何かを調べたときに同じページに載っている全然関係ない項目にも目が行ったり、別に何を調べるってわけじゃないときでもきれいな写真を眺めながらぱらぱらページをめくったり、そんなことしながら、ちょっとずつ情報が頭の片隅に入ってきたり(入ってきてもすぐ出て行ったり)したものです。

印刷媒体にはそいういう「目的外の情報のかけら」が散らばっていて、ときにはそんな中の一つと出会った子どもが、のちのちノーベル賞を獲るような大人に育ったりするかもしれない。残念ながら私は出会いを生かせないたちなもので・・・。

でも、全32巻を所有するには、それなりのスペースが必要ですね。ちなみに定価は1395ドルです。(日本から購入する場合は送料込みで189000円)

今日の「ありがとう」は、「青」の字をほめて下さった書道の先生に。

« 366日後 | トップページ | 視覚と嗅覚の魅惑的関係 »

コメント

「百科事典の役割」については、suzieさんが代弁してくださっている通りです。

学生の頃、2~3カ月毎に配本される小学館の「「エンサイクロペディア・ジャポニカ」(当時一巻2,000円位)を求め、社会人になってもしばらく続けやっと全巻揃えました。

随分と活躍してくれましたが、いまやネットで十分事足り出番がありません。廃品回収に出すのも偲びず、古書店へ尋ねたら「百科事典は取り扱いしてません」とつれない返事で、未だに置き場所に思い倦ねております。

>189000円
いかに優れていても、次々と新しい情報がです。そういう時代なのですものね。

父親の実家が本屋なので、叔父に頼まれて(多分)ブリタニカも購入していました。多分何年か続けて。
百科事典は兄が小さい頃大好きで、ドロドロになるまで読んでたな。私も好きでヒマな時子供用のを読んでたなあ。

ブリタニカはずらっと並んでいると美しさまで感じてしまうくらい存在感があるのですが、何年も前の百科事典ってもう意味がないのかな?だとしたら悲しいな。確かに何か調べるために開こうとは思わないしねえ・・。
我が家のはどうなるのだろうとふと思いました。

>omotannさん

学生の頃からご自分で揃えられたのですね。素晴らしい。
(私は親が揃えてくれたままで自分では何も・・・・)

古本屋では扱ってくれないのですか。百科事典は情報が新しくないとダメということなのでしょうか。残念ですね。

>kazuyoo60さん

情報がどんどん更新されて、消費者はついていくのが大変です。情報を消費者に伝える側(出版社など)も大変なんですね。

>うっちーさん

ええ?ブリタニカ百科事典を何年か続けて?す、すごい!
そうそう、ずらっと並んでいる百科事典って、それだけで、知識UP! 家柄UP!した錯覚に陥ります(笑)欧州の貴族の書斎みたいで。

百科事典はやっぱり情報が最新じゃないと意味がなくなっちゃうのでしょうか。でも、「その当時の“最新”を知ることができる」という意味では、けっこう面白いと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/90117/44508292

この記事へのトラックバック一覧です: 244年の歴史に幕:

« 366日後 | トップページ | 視覚と嗅覚の魅惑的関係 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ