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2012年2月27日 (月)

千秋楽は現実の幕開け

土・日と名古屋に観劇遠征に行っていたので、現実に戻った月曜日はとってもツ・ラ・イ。

御園座の歌舞伎公演、まずは夜の部「白浪五人男」の通し。菊之助丈はもちろん、弁天小僧菊之助。「知らざぁ言って聞かせやしょう」ってやつですよ。ええ、もちろん知ってますよ。知ってますけど何度でも聞かせてもらいましょう。

可愛らしいお嬢様から盗人の弁天小僧に切り替わる「浜松屋の段」。以前は、男になってからすこーしだけ気恥ずかしさ(見ているこちらが)を覚えたけど、男になってからもかっこいい。さすが菊之助丈、進化しています。

最後に極楽寺の屋根の上で果てる場面には涙がにじみました。それにしても、大きな屋根がぐぐーっとせり上がって後方に倒れるこの場面はとってもダイナミックです。

一夜明けて、昼の部。一幕目は「渡海屋」。菊之助丈は渡海屋のおかみ・お柳(実は安徳帝の乳母 典侍の局)。何年か前は眉無しの拵えがとっても違和感だったけど、いまではしっくり決まってます。典侍の局になってから安徳帝を説得するシーンは、前の席の人の頭に視界をさえぎられて、ちょっと集中力が切れてしまった。

二幕目は割愛。三幕目は「直侍」。立ち役の菊之助丈は、さすがに父君の自然なしぐさと色気には負けるけど、十分色男っぷりを発揮していました。しかし私としては、最後の最後に花道を走り去りながら叫ぶ「三千歳、もうこの世では会われねぇぞ!」にぐっと来ましたね。あのセリフの言い方はもしかしたら芸としてはイマイチだったのかもしれないけど、どことなく少年っぽさが混じってしまったあの声の響きがなんとも良かった。

観劇後は、大須でひつまぶしを食べ、あとは一直線に東京へ。音速ドライバーMさん、ずーっと運転してくださっている間にこちらはうとうと寝ていてすみません。K子さん、Hちゃん、Pちゃん、Sさん、K音さん、お世話になりました。とっても楽しかったです。みなさん本当にありがとう。現実逃避のあとには現実が待っていました。

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