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2010年2月14日 (日)

ある社長夫人の想い出

バレンタインデーの週末。みなさんはいかがお過ごしでしたか?義理チョコを12日に配布し、友チョコも12日に手渡し、両親にもすでにチョコを発送済みだった私は、バレンタインとは無関係に集中して文楽鑑賞。

「嬢景清八嶋日記(むすめかげきよやしまにっき)」に出てくる遊女屋のおかみは、奉公人達にあーしろこーしろとこうるさく指図する。この女房がある人に似ている。そうだ!十数年前に働いていた薬品卸会社の社長夫人。

社長夫人などと言うとちょっと上流な感じがするがさにあらず。自宅のこたつで温まっていたままの格好で来たのかと思うような出で立ちで出社。さらにこれがまた絵に描いたような業突くばばぁで、「くそばばぁ」とはこの人の為に存在する言葉だとつくづく思ったほど。

このくそばばぁ、もとい、社長夫人は生産性向上の意識が非常に高いお方で、「戦争中はねぇ、人間より馬の方が高かったのよ!人間は紙1枚(赤紙)の値段よ!」と営業職の男性に渇を入れていました。

席に座っていると、悪口か文句しか言わない人なので、いちいち気にしているとこちらが法を犯しかねない精神状態に追い込まれる。防御策として、すべての発言を右から左へ流すテクニックを習得した。しかし、不器用な私は、このワザを人によって使い分けることができず、くそばばぁ、じゃなくて社長夫人の言葉だけ受け流すのではなく、誰の話でも右から左への流すようになり、のちの社交活動にかなり支障をきたしてしまった。

あれから十数年。今でもあの人ほど「くそばばぁ」の称号にふさわしい人には会っていない。

今月の文楽公演で一番印象に残ったのは、私にかのくそばばぁ夫人を思い起こさせたこの女房でした。

今日の「ありがとう」は、チケットを届けてくださったK子さん、一緒に観劇したHちゃんに。

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コメント

今、その迷惑な社長夫人の傍にいらっしゃらなくて良かったです。箸にも棒にもかからない人、いますね~。

いやぁ~スージーさん、ここまではっきり言ってもらうと、スカーッとしますね。

以前の、雨にぬれた日の話もすっきりしましたwink

尻馬に乗って失礼をします。
何処にでも居るもんですねぇ~、「業突く張り」のおやじやばあさん。
「憎まれっ子世にはばかる」の言葉通り、こんな輩に限って長生きするんですよ。
そんな時には世の中には神も仏もないと思います。

>kazuyoo60さん

本当に、過去の体験として語ることができて幸いです(笑)
ネットで検索したら、会社は今でも一応存続しているようでした。

>こしあぶらさん

かの社長夫人のおかげで、ちょっと気が強いくらいのオバサンには驚かなくなりました。
そういう意味ではいい勉強をさせてもらいました(笑)

>omotannさん

そうなんですよ。こういう人に限って長生きなんですよね。
私も長生きはしたいけど、愛されるおばあさんになりたいです。反面教師、反面教師。

私もこんなおばあさんにならない様注意

しなくちゃだな

かわいいおばあちゃん目指していまーす

よっぽど強烈なご婦人だったんですねぇ…(^^;)
さぞかし周りの方は大変だったこととお察しいたします。お疲れさまでした。

素なのか演技なのか。
その方にとって何が大切で、守りたかったのでしょうね?
どちらにしてもそのような表現方法しかできないことに、哀しみを感じてしまいます。

しなやかに、やわらかく。そして穏やかに。
そんな風に生きていきたいなぁ。

>ひでこ儘さん

大丈夫、ひでこ儘さんは愛されるおばあちゃんになること間違いなし!
まだまだ先の話ですけどね(*^-^)

>mariさん

周りの人間は苦労しましたが、いろいろと学びました。と言う意味では、ほんのすこーし感謝の気持ちが湧かないわけでもない(笑)ですね。

しなやかに、やわらかく、そして穏やかに。綿足しが想像するに、mariさんはたぶんそんな女性ですheart03

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