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2009年2月15日 (日)

楽しみにしてごめんなさい

今月は久しぶりの文楽公演。「女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)」を見るのは2回目。

前回、油に足を取られてつつつーっと滑る演出にいたく感動したので、今回も楽しみに出かけた。

しかし!冷静に話を追ってみると、主人公・与兵衛は非道い奴だ。親の情けも人の親切も、まったく意に介せず、無計画に人を殺してしまう。自分だけの理屈があって、自分の行動はその道理にかなっているから、悪いことをしているとは思っていない(ようにみえる)。

なまじ現代でもこんなような事件がたまに起きているだけに、なんだかやりきれない。理不尽に殺されるお吉があまりに哀れ。こんな話を「楽しみに」見に来たことを反省してしまった。

でも、芝居なんだから楽しみにしても、おかしくないですよね。冷静にストーリーを追うのも考えものだ。

Yohei_2

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コメント

お芝居の内容は分かっておられるでしょう。
それでも見せてくれないと--、サンケイ夕刊には好評が載っていました。

>kazuyoo60さん

もちろん内容は知っていたのですが、1度見ていますし。でも、ふ、と今の世の中と重ね合わせて考えたら、なんだか怖〜くなってしまいましたcoldsweats02

もしかしてサンケイに載っていたのは歌舞伎の「女殺…」では?

歌舞伎の演出はまた違う工夫が凝らしているらしいので、歌舞伎の「女殺…」も見てみたいと思っています。

前もコメントしましたが、高校のときの課外授業で油地獄見ましたが、そのときは油のつつーの演出はどうやってるんだろう?とか、そもそも人形の動きばかり気をとられていて、ストーリなどちっとも頭に入ってなかったです。悲劇だったのですね・・・・

産経に歌舞伎のほうが記事になって
いたように思います。

芸術ってときに残酷で、でも美しくて。
矛盾しているなと思います。

文楽にしても歌舞伎にしてもまだ見たことが
ありません。一回は見てみたいです。

>ばななちょこみるくさん

そうそう、ばななさんはご覧になったのよね。
そうなの、悲劇なんですよ。惨劇とも言えるかも。

もちろん、悲劇までの話の展開や、さまざまな演出には、興味をひかれるところがたくさんあって、それが芝居全体の楽しみにつながるのですけどね。

>つーみーさん

これです、これ!これを言って(書いて)くれてありがとうございます↓

> 芸術ってときに残酷で、でも美しくて。

あー、これで安心してこれからも芝居を楽しめます。

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» 近松門左衛門NO.6・・・文楽「女殺油地獄」(国立劇場) [飾釦]
■日時:2009年2月17日(火)、18:30〜 ■劇場:国立劇場・小劇場 ■作:近松門左衛門 ■太夫:豊竹咲太夫、豊竹呂勢太夫、竹本相子太夫、他 ■三味線:鶴澤燕三、鶴澤清治、竹澤団吾、他 ■人形遣い:桐竹勘十郎、桐竹紋寿、吉田玉也、吉田玉英、他 「文楽」、初体験しました。国立劇場で上演していた「女殺油地獄」を観に行ったのです。歌舞伎もそうでしたが今まで古典芸能を食わず嫌いでいたなと思います。でも観るまでは睡魔が襲うのではと勝手に想像し恐る恐るチケットを購入、開き直りの心境で劇場へと足を運びまし... [続きを読む]

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