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2009年1月30日 (金)

不器用な大人たち

昔は連ドラのゴールデンタイムというと、20時台と21時台だったけど、今では21時台と22時台のようで、朝が早い私には、22時台は少々きびしい。

昨夜の22時台は「ありふれた奇跡」でした。久しぶりの山田太一脚本の連ドラということで、初回から「最後まで続けて見る」と心に決めて見ている。

やはり「ふぞろいの林檎たち」世代だし、古くは「男たちの旅路」とか「高原へいらっしゃい」とかでも感動したし、そして何より、氏は母校(高校)の先輩なのだ。

私が入学した年が、高校創立80周年だったので、記念行事の一環で氏の講演があった。たしか70〜80年代前半は「しらけ世代の若者」などという表現が登場し、若い人の間では「熱くなるのはかっこよくない」という傾向があった(と見られていた)。

私の頼りない記憶によると、氏は「高校生はもっともがいていい。青臭くていい」とおっしゃっていたような。

そんなわけで(?)山田太一脚本のドラマの登場人物は、みんなぎこちなくて不器用だ。「ふぞろい」のときは、主要人物と年齢が近かったこともあって、彼らのかっこわるさや情けなさに共鳴し、どっぷりとはまったけど、「ありふれた」はなんとなく違和感が。

山田脚本独特の話し方や会話のテンポ。「ふぞろい」のときは「そうそう!こういう言い方しちゃうよね!こんな風に感じるよね!」って思ったけど、「ありふれた」の主役の世代にはちょっと違うような気がする、というか、主役の気持ちに入りきれない・・・。

でも、前回の放送で解明しました。加瀬亮演じる主役に「歳とってできた子供はかわいいっていいますよね」と言われ、松重豊演じる職人が「歳とってねーよっ」と返す。この会話で、「ふぞろい」の時に感じたのと同じ「そうそう!」という気持ちに。「そうだよ。歳とってねーよっ」と心の中で唱和した。

つまり、私が共鳴すべき相手は主役の二人(若者)じゃなかったんだ(^^;

でもね、山田脚本のドラマは、大人も不器用で、どこか青臭い。ダメさが漂う登場人物に次第に愛着が湧いてくる。陣内孝則の演じるキャラには、まだちょっとイタイ感じが残るけど、まぁいいか。山田ドラマ常連の八千草薫は、おばあちゃん役になってもかわいい。

来週もがんばって見よう。

今日の「ありがとう」は、お好み焼きがおいしい京屋さんと、おいしいお好み焼きを一緒に食べたJ子さんに。

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コメント

良いドラマに出会われてます。見終わってしみじみと良いなと思われるのでしょう。
私はこの頃、ドラマをほとんど見ません。探せば良いのがあるのにですよね。

>kazuyoo60さん

最近のテレビドラマは、「良い」と思えるものが少ないです。
原作(マンガ、小説)の話題性に頼ったものや、出演者のアイドルの人気にあやかろうとしたものや。

でも、最初から「どうせつまらないもの」と決めつけて見ないでいると、案外良いものだったりして(^^;

だから、少々不満があっても、最後まで見てみようと、3本ほど、見続けています。

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