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2007年11月25日 (日)

データの記録と頭の記憶

ここのところ、仕事を含め、いろいろと忙しいかったので、まったくブログを更新できなかった。この忙しさはまだまだ続く見通しなので、今回の連休は出かけないつもりでいたけど、予報によると天気は良さそうだし最近海は良好だし、このまま閉じこもっていて、「今日の海は最高でした〜」なんて報告を受け取ったら悔しいだろうなぁ、きっと後悔するに決まってる!と、先に立たない後悔を先に立たせて、出かけてしまいました西伊豆へ。

そして、当日の朝まで逆の後悔が頭を満たす。「忙しいくせに海なんかに行っていいのか?本当に大丈夫なのか?」と。

Dscf1248海に近付くと思ったより風と波があるけど、空はまっ青、水もまっ青。頭も心も海モードにスィッチ!「後悔」?何それ?

11月は海がとてもいい。のんびりビーチではコスジイシモチがトサカの内側でゆらゆら。まるで観賞用の水槽の中のよう。

Dscf1238Dscf1237水温が下がってきたので、いよいよマトウダイも登場。これまたのんびりで全然逃げないので、正面顔も撮ってみました。

Dscf1345 そしてボートポイントも青さ全開!これ、きれいな泡…に見えるでしょう?実はキビナゴの群れ。水面近くでかたまって移動したり、中層をずーっと横断していったり、どの動きも、わぁーっと声をあげそうなくらいきれい。

キビナゴの群れを追って、イナダの大群も登場!今月購入したばかりのデジカメで必死に写真と動画を撮影。が、しかし、このとき撮った動画は、帰りの電車の中で、デジカメをいじってる最中に「手違いで」削除してしまった!データが消えていくのと同時に、それ まで鮮明に頭に残っていたイナダのイメージまでもが、スッと消えそうになる。ここで忘れてなるまいと、目をつぶって一生懸命思い起こす。

Dscf1374 えーと、キビナゴの群れを見送ると、視界の右側から、魚の群れがカーテンのようにざざざーっと入り込んでくる。イナダが左向きに頭をそろえて並んでる。長い行列、そして縦方向にも広がって。まるで「イナダの壁」。一度通り過ぎたイナダの壁が、またこちらに向かってくる。両脇をイナダが駈け抜けていく。いつのまにかイナダに巻かれて、360度イナダの壁。イナダが視界を遮ってほかのメンバーの姿が見えない。はぐれたらどうしよう?でも、透明度がいいからきっと大丈夫。心臓バクバク、呼吸はゼーゼー。

そんな状態だった。しっかり頭の中のメモリーに書き込まないと。週末ガイドしてくれたYさん、Aさん、ありがとうございました。他のスタッフの方々もお世話になりました。

Dscf1419 ちなみに、帰りの新幹線に乗る際に、当然のことながらビールとつまみを購入(オヤジですかい)。つまみのミックスナッツのパッケージの裏面を何気なく見ると、原料の「ピーナッツ」だけがなぜか太字。販売元はアメリカ系の会社。………これは「ピーナッツは中国産です」という注意喚起かな〜〜〜。

最近忙しかったとはいえ、ちょくちょく人に会ったりして、そのたびに楽しい話をして、お土産なんぞをいただき、「ありがとう」を言いたい人が、実はたくさんいる。10日分の「ありがとう」をみなさんに。

2007年11月12日 (月)

技術の進歩より速いものは

きょうびの柿には種がないのでしょうか?

果物が苦手な私が、めずらしく柿なんぞを買って切ってみると、種がなかなか姿を現さない。けっきょく小さい種が2粒あったのみ。

遠い遠い記憶をたどると、柿には大きな種がコロンコロンと入っていたような。最近の柿は種なしが主流なのでしょうか。

さて、果物全般がダメなのになぜ柿を買ったかというと、柿には肝臓の働きを助ける成分があるとかないとかで……つまり、ちょっとした二日酔いでございました。

昨日、四谷にお住まいの有閑マダムが「インターネットでフランスのテレビ番組が見たい」とおっしゃるので、一緒に量販店に行って初パソコンの購入とネットサービスの申込み手続きに付き合い、そのお礼にと夕食に招かれたのです。

「極上のムルソーがあるのよ」と言われてうきうきと着いていき、居間に入るとテーブルにはブルゴーニュワインの赤が用意されていた。「ムルソーって白じゃなかったっけ?」と思いながら席につくと、マダムが赤ワインを注ぎながら、「この次においしい白を用意してあるから楽しみにしていてね、うふふ」と。

つまり、赤ワインをクリアしないと“極上のムルソー”にたどり着けない仕組みになっていたわけで……。

結局、赤もかなり美味しかったので、最初から最後までおいしいワインを堪能できました。“極上のムルソー”は、コクがあって甘味があるけど酸味がほどよくて、後味すっきりだけど軽いわけではなく、と複雑でぜいたくな味でした。

今朝の目覚めは悪くなかったので、「やっぱり良いお酒は二日酔いにならないんだわ」なんて思っていましたが、やはりアルコールはどうしたってアルコールなので、1時間半ほど仕事をしていたら(パソコンのディスプレイを眺めていたら)だんだんと不調になっていき、それで柿を購入した次第。

それにしても、パソコンのビギナーが個人でパソコンを購入するのは、なんと大変なことか。大変というより不可能に近い。技術もさることながら、店員のしゃべりが早くて早くて、
聞けば聞くほど「何語?」と目が回る。かろうじて技術面が理解できる範囲だったからなんとかなったものの、技術の進歩についていくより、店員の話のスピードについていく方が大きな課題だと感じました。

昨日の「ありがと」は四谷のマダムに。

2007年11月10日 (土)

ちびちび大集合

ここ最近、伊豆の西側はかなりいいらしい。
そんなわけで土曜日は、予報通り雨の中を井田に向かいました。

いつの間にか雨は止み、少し明るいくもり空に。
風は強いけど、ありがたいことに海に影響のない方向。

海に入ってみると、プールのようにすこーんと抜けている。こんな海は久しぶり。この秋一番の透視度だ!
イワシの群れをワラサがびゅんびゅん追いかける。

Dscf1100 砂の上に視線を落とすと、極小のピカチューが!!!
もじもじ動く姿がなんともかわいい。30分くらい眺めていたい愛らしさ。

Dscf1146 そしてムチカラマツにはこれまたちびっ子のビシャモンエビ。
肉眼ではあまり区別がつかなかったけど、写真に撮ってみると、微妙にビシャモンエビとムチカラマツの色が違ってるので、……分かる人には分かってもらえると思う(^^;

20m以上抜けている水中で、20cmくらい顔を近づけないと分からないようなチビたちに大喜びな海でした。

今日の「ありがとう」はガイドしてくれたT君、そして一緒に潜ったいつもの仲間M、Y、Bちゃんに。

2007年11月 5日 (月)

眠らないコツは?

前日に引き続き古典芸能鑑賞。今日は能楽堂へ。

今回もカクッカクッと寝てしまった。決して「つまらない」とか「退屈」というわけではないのに、どうしても睡魔に勝てない。正面の前から3列目で寝るのは演者にたいへん申し訳ない。申し訳ないと思いつつ、カクッと…。

演目は狂女物のひとつ「隅田川」。以前から見たいと思っていた。狂女物の中には、子を失ってさまようというストーリーが「隅田川」「桜川」「百万」と3つある。「桜川」「百万」は無事に我が子に会えるのだけど、「隅田川」だけはすでに子が亡くなっているという悲劇。

数年前に「桜川」を見たときに、そんな解説を聞いて、是非「隅田川」を見てみたいと思っていた。

生きている子どもに会えなかった狂女は、霊となって現れた子どもを抱きしめることもできない。でも、最後に去っていく狂女は、どことなく「浄化」した雰囲気を漂わせる。

悲劇だけどドロドロしない。そこが、究極の美を追究する能という感じがする。と同時に、ネガティブ(あるいはマイノリティ)に対する日本人独特の許容ともとれる。狂女も美しく、死んだ子どもも美しく。

と、あれこれ考えてみるものの、寝てしまっては元も子もない。どうしたら眠くならずに集中できるのか。能楽ファンの方、眠らずに楽しむコツをご指南くだされ。

今日の「ありがとう」は、席を譲ってくださったJ子さんと、初めてお会いした古典芸能ファンのI川さんに。

2007年11月 4日 (日)

世界一花嫁衣装が似合う男性

土曜日は秋にふさわしく、歌舞伎鑑賞(秋じゃなくても見に行きますが)。菊之助丈が出る「仮名手本忠臣蔵 山科閑居の段」と「土蜘蛛」を目当てに出かけてきました。

仮名手本忠臣蔵での花嫁姿の小浪(菊之助丈)は、綿帽子の下からちらりと見える赤い唇と真っ白でしなやかな手の動きが、とてもかわいらしくて可憐。綿帽子を取ると、赤と白のかんざしが効果的に愛らしさをひきたてている。

この演目では中村吉右衛門と松本幸四郎の兄弟が揃うのだけど、この二人がそっくりで、双子かと思うほど。役柄が違うから当然化粧も衣装も異なるのに、同一人物に見えてしまった。もちろんファンにはひと目で見分けがつくのでしょうが、歌舞伎役者は、血が濃いせいか、兄弟・親子が年を追うごとにどんどん似ていく。

「土蜘蛛」では菊之助丈が舞踊を披露し、菊五郎丈が怪しい僧侶=実は土蜘蛛を演じる。土蜘蛛が蜘蛛の糸をぱーっと投げつけたりするのが見どころのひとつ。

しかしこれ、能仕立ての演目。能仕立ての歌舞伎は、どことなく中途半端な印象を受けてしまう。能と比べて、どうもこう……安易な感じが漂う。簡単に言うと、外国映画で、ジャパニーズ・カルチャーを気取って、かっこいい(はずの)俳優が“どこか間違った”着物を付けて登場するような。さすがにそこまでヒドくはないですが、分かりやすく例えると、そんな感じ。

能独特の袴(大口というのでしょうか)を付けて、後ろを向いたときの姿が、おろおろしたような不安定な印象なのである。(単に公演が始まったばかりでこなれていないだけ?)

同じ能仕立てでも、「船弁慶」のときは舞いが中心だったためか、それほど気にならなかった。

 

ちなみに「土蜘蛛」は昨年の「夜桜能」で見た演目。あのときは、夜桜能始まって以来の雨天会場替えで、のっぺりしたステージ上で土蜘蛛が上演された。能舞台で空間が仕切られていない能が、あんなにも「広がりのない」ものになってしまうのだと勉強になった。

この日は歌舞伎座で、またひとり、歌舞伎ファンの方と対面を果たせた。○○江さんに「ありがとう」。

2007年11月 1日 (木)

ああ地球シミュレータ

「地球シミュレータ」が2009年3月にも稼働を停止するという。(情報元:ITpro

「地球シミュレータ」は海洋研究開発機構が2002年に導入したNEC製のスーパーコンピュータ。ベクトル型のアーキテクチャを採用し、演算能力は35.8テラFLOPSでピーク時性能40テラFLOPS。2002年から2004年上半期まで世界スパコンTOP500の首位に君臨し、日本のスパコン技術の高さを世界に知らしめた。

しかし現在(2007年6月)のランキングでは世界第20位。ちなみに首位はIBM製「BlueGene/L」で演算能力は280テラFLOPS(ピーク時367テラFLOPS)。もはや「地球シミュレータ」はその8分の1。

産業翻訳の仕事を始めたばかりのころは、コンピュータのことなど全然分からず、それこそ「ベクトル型って?」「FLOPSって?」と「???」が頭の中で並んでいた。ようやくコンピュータの話がわかるようになってきた頃、「地球シミュレータが世界スパコンNo.1に」のニュースを扱った。自分はコンピュータの技術的知識がまったく無いのに、なぜか誇らしい気持ちになったのを覚えている。

「地球シミュレータ」は地球規模の環境変動の解析・解明・予測に使われている。具体的には地球シミュレータセンターギャラリーに研究画像と動画が公開されているのでご覧ください。特に動画は涙が出るほど圧巻です。

勇気と希望を与えてくれた「地球シミュレータ」。引き取り手がなければ廃棄処分になる可能性が高いとのこと。新型機種に比べて運用コストがそうとうかかるらしい。技術の進歩はありがたいけど、ときに非情でもある。過去の栄光はすっぱりと忘れなければ。

今日の「ありがとう」は「地球シミュレータ」に。2009年までがんばれ!

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