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2007年8月27日 (月)

輝く未完の声

友人に誘われて、木下航志君のコンサートを聴きに行った。

木下航志オフィシャルサイト

現在高校3年生の木下君は、未熟児網膜症のため、生後すぐに光りを失ったという。2歳でピアノに触れ、5歳からクラシックピアノを習い始めた。おどろくほどピアノが上手で、力強い声で歌う。

でもまだ「十分ではない」という感じ。今は、「若い」「盲目」という条件のもとで評価されている気がする。批判しているのではありません。まだまだうまく歌えるはず、と思わせる声なのです。この先の声が聴きたい、と思わせる「未完の声」。

スティービー・ワンダーのメドレーでは、スティービー・ワンダー並みに伸びのある声で歌い上げた。スティービー・ワンダーという、優れたお手本を聞いてきたからでしょう。

これから、いろんな人と出会って(すでにスティービー・ワンダーには会ったそうです)、いろんな経験をして、さらにさらに、その声に表情が加わって、「盲目」などということはまったく関係ないくらいに、評価されるボーカリストになって欲しいと思う。たぶん、そうなると思う。

あらかじめ配られたA4サイズ1枚の案内に、「死にたいと思うほど辛い経験をしたことはないから」というインタビューでの回答が記載されていた。

コンサート中のMCでは(正確な言葉は忘れましたが)「僕は音楽が大好き。みなさんも是非趣味に打ち込んでください」と。

コンサート終了後に握手会の場が設けられたけど、手を握ったら、こちらのスカスカな心を見透かされそうだったので、握手をせずに帰ってきてしまった。

ピュアで才能ある未完の少年にノックアウトされた日曜日でした。

今日の「ありがとう」は木下君と、誘ってくれたTちゃんに。

2007年8月25日 (土)

祭りの想い出はハッカ味

今年も行ってきました麻布十番祭り。これまでは日曜日(最終日)の開始まもない時間に行っていたので、混んでいるとはいってもけっこう余裕がありました。が、今回は土曜日(2日目)で、屋台もすっかり準備が整った5時近く。ものすごい人混みで、気を抜いたらはぐれてしまいそうなほど。

P8250414_2 今回のメンバーは兄、義姉、甥、友人と私の5人。懐かしのハッカパイプのところで甥が足を止めた。当然、若い彼はハッカパイプを知らないので、ひとつプレゼント。私が子どもの頃は、もっぱらパイプ型をしていたけど、今はいろんなものがあって、甥が選んだのはウルトラマンセブン。

P8250427_2 すると、友人(私と同い年)が「何これ?知らない…」と仰天発言。え?ハッカパイプ、知らないの!?ということで、友人にもプレゼント。彼女が選んだのはくまのぷーさんでした。

暗くなると、パティオ(広場)でイベントが行われたりして、ますます人が増えていく。人間渋滞の中、例年通りイタリアンレストランのおいしいピザを食べ、「フォアグラ串焼き」なる豪勢なものをごちそうしてもらって、甥たちとはここでお別れ。

その後、ハッカパイプ・デビューを果たした友人と、各国の名物料理が売られているという「国際バザール」に行ってみると、これまたすごい行列で、並んだところで食べ物にありつけるかどうか…。早々にあきらめて商店街の混雑の中に戻り、ビル9階の臨時(?)ビアガーデンで、地上の2倍の値段の生ビールを飲みながらひと休み。「満月までもうひと息」の月と東京タワーがきれいに見える。今日はじめて目線を上に向けた。

目が回りそうな人口密度だったけど、やっぱり楽しい。来年もきっと来るでしょう(^^)

今日の「ありがとう」は兄・義姉・甥・Y江に。

2007年8月19日 (日)

夜空に燦々、花火大会

8月18日は多摩川の花火大会でした。多摩川を挟んで川崎市と世田谷区の同時開催。各6000発を休み無く1時間打ち上げてしのぎを削る。神宮の花火大会が1万発だから、合計1万2000発はかなりの規模。

ありがたいことに、多摩川河川敷に近い場所に住んでいる友人Kちゃんが花火見物に誘ってくれた。Kちゃんは川崎市民なので、川崎市の花火を真下から鑑賞。花火のカスがぱらぱらと降ってくるくらい近い!大尺玉より、夜空を埋め尽くすスターマインが圧巻。

川の向こうを見ると、大きなしだれ柳がちらちらと光の尾をひいている。花火の中ではしだれ柳が一番好きなのでちょっと“向こう側”に心動くが、真上できらめく花火の魅力には逆らえない。

息もつかせぬほど、次から次へと花火がうち上がる。すごいぞ川崎市!こんなに潤っているなんて!そういえば競輪場も競馬場もあったっけ…などという無粋な考えは「ドーーーン…バラバラバラバラ…」の音にかき消されていく。

閉会後は、Kちゃん宅に戻ってしばし宴会。参加者のひとりIさんが持ってきてくれたブルゴーニュワインがおいしかった。Kちゃん手作りの鶏の煮込みやワンタンスープもいけました。

ぽっかり予定が空いていた土曜日の夜に、こんな素敵なイベントに誘ってもらえたことがとてもシアワセ。Kちゃん、Tさん、Iさん、そして一緒に花火を見上げた皆さんに「ありがとう」。

2007年8月16日 (木)

空の大群、海の大群

今年こそクロマグロに遭遇だ!と期待満々で渡った山口県は萩の見島。真っ青な夏空の下、海は白波が立っていた。低気圧が接近しているため、マグロやブリなどの大物が出るポイントは波と流れが激しいので潜れないとのこと。いきなりがっくり。

P8120326 「大物は見られないけど、推定2億匹のキンメモドキの群れなら」とガイドのOさんが連れて行ってくれたポイントでは、確かに億単位のキンメモドキの大群がユラユラ。波は高いけど水中は比較的穏やか。水温26〜27度のあったかな海が、最初の落胆をだいぶ癒してくれた。

のんびり2本潜ったあとは、お待ちかねのBBQ。海まで約30歩のクラブハウスの前で、テーブルとBBQコンロを並べて宴の始まり。しかし低気圧はさらに接近し、とにかく風が強い。みんなで取り皿をおさえつつ、刺身を取り分けつつ、缶ビールを飲みつつ、腕が2本じゃ足りない!!そのうちBBQコンロの上に並べた肉が飛ぶ飛ぶ。大急ぎで風をよけられる場所になんとかテーブルとコンロを移動して、海の幸と山の幸をたらふくいただいた。

宴会もお開きになり、民宿に送ってもらう途中の山道で空を見上げると満天の星。北斗七星が驚くほどくっきり。天の川も確認できる。ガイドのKさんが、「今夜はペルセウス流星群が最もよく見える夜らしい」と教えてくれた(実際にはその翌日が最も観測に適した夜でした)。15分ほど見上げていると、3つ流れ星を目撃した。

翌日、海は相変わらず白波が立っている。大物ポイントはやはり無理。ということで、Oさん曰く「推定8億匹のキンメモドキが居るポイント」へ。はいはい、誰も数えないから好きな数だけ言ってください、などと思いながら潜ってみると、そりゃもうスゴイ数のキンメモドキが!前日の「推定2億匹」をはるかに上回る大群。水底のゴロタを覆い尽くしてグッチャリ集まっていて、近づくとまるで川の流れのように移動し、次から次へと湧き出すように流れ出る。何度もシャッターを切ったけど、あまりに数が多すぎて、とても魚の群れには見えない写真ばかり。

夜空には降るような星、海では湧き出すようなキンメモドキ。見島の夏は「大群の夏」だった。

見島の海とスタッフと、ダイビングショップMのみなさんに「ありがとう」。

2007年8月 7日 (火)

夏といえば

朝、ベランダに置いてある洗濯機のコードで、蝉が羽化していた。

P8070326 ビックリしたのなんの。別に蝉が怖いわけではないけど、こんなに大きい昆虫がこんなに近くでじっとしてるなんて。

近寄っても全然動かない。色も形もすっかり成虫なのに、まるで自分が飛べることをまだ分かっていないように、微動だにしない。こんなところに居たら、カラスに襲われちゃうかもしれないのに…。と心配しつつも、羽化したばかりの蝉の間近でガーガーグルグルと洗濯(いまだに二槽式なのだ)。

洗濯物を干して仕事の戻り、数時間後に見てみたら、抜け殻だけが残っていた。カラスがばさばさ飛び込んできた音はしなかったから、蝉は無事に旅立っていったらしい。ほっとひと安心。

今日の「ありがとう」は、スタートダッシュがちょっとのんびりな蝉クンに。

2007年8月 5日 (日)

ピカ×2で歓びの舞

4日の井田の水温は26度(上)/21度(下)。水面近くでは「お湯」のように感じるほどの温かさ。8月ってこんなに温かかったっけ?

ただし、通過した台風の影響でうねりが残り、透視度もいまひとつ。イサキの群れも、もうちょっと透視度が良ければいっそう壮観だろうな〜と思いながら、2本目のダイビングもそろそろ折り返し地点へ。

そこにタカベの大群が沖側をダァーっと。一瞬、それを追ってダッシュしかけるが、一緒に潜っていたM、Kちゃんと離れてはいけないと思いとどまる。と、Kちゃんも沖方向を指差しながらダッシュ!「お?Kちゃんにもタカベが見えた?」と指差す方向を見ると、イサキの大群が過ぎ去るところ。2人で群れを追いそうになるが、「いかん、いかん、Mを置き去りにしてしまう」とMのところへ戻る。

P8040384 するとMが手のひらにピカチュー(ウデフリツノザヤウミウシ)を乗せて、おたおたと慌てている。なんでピカチューを手に乗せてるの!?ピカチューはなんだかヘロヘロだ。Mはそのままピカチューを水中に放り出そうとしているので、今度は私があわてて手のひらに乗せる。

一体このピカチューどうしたの?と聞くと(スレートを差し出すと)、Mは「浮いてたの」と答える(書く)。浮いてた?ピカチューが? さらにMが「死んでるの?」と書き加える。

ピカチューはふにゃふにゃヨレヨレになりながらも、手のひらにくっつこうとするので生きていることが分かった。生きているならどこかの岩の上に逃がしてあげないと、と真下の岩を見ると、おおお!そこになんともう1匹ピカチューが!

P8040386 ヘロヘロのピカチューを仲間のそばに置いてあげると、さっそく背筋を伸ばして元気に。2匹仲良くツノ(触角)を左右に振りながら、まるで“歓びのダンス”。見守る人間3人も手を叩きながら小躍り。

ダイバーなら分かると思いますが、この数分間は大騒動でした。

あとから考えると、おそらくKちゃんがダッシュしたときに、フィンキックの水流で岩の上にいたピカチューが舞い上がってしまったのではないかと。

P8040358 ちなみにこの日のランチは「勝手におそうめん」。急きょ不参加になった人たちの余りのそうめんは、サービスのスタッフがたいらげてくれました。

週末の「ありがとう」は一緒に潜った仲間とサービスのスタッフ、そして2匹のピカチューに。

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