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2006年5月21日 (日)

健康が一番

週末は土・日とも劇場を漂流。

まず土曜日は歌舞伎座の「團菊祭」夜の部。菊之助さんが相変わらず美しい。最近では色気も加わって、ますます素敵。これで玉三郎さんのようなおどろおどろしさが加われば最高。

「保名」は恋人を失った若者が春の野辺をさまようという内容なので、もう少し狂気じみた感じが欲しかった気がする。

菊之助の舞踊はひたむきさが伝わってくる。菊之助の舞をみるまでは、日本舞踊を見て「良い」とも「悪い」とも「好き」とも「嫌い」とも感じたことはなかった。

よく、歌手や楽器演奏者などが「テクニックだけでは観客に伝わらない。心をこめなければ」などというが、「心がこもってるように見えるテクがあればいいんでない?素人にとっては、それがテックニックなのか心なのか、そんなのわからないでしょ」って思っていた。

しかし、最前列席で菊之助の舞踊を観たとき、「この人は真摯に打ち込んでいるんだなぁ」と感動。以来、菊之助の舞はとても好き。

ちなみに亀治郎さんは「踊る楽しさ」が伝わってきて、これもまた非常に好きです。玉三郎は別格ですね。あの方は「人外のもの」がよく似合う。あの方でなければ出せない独特の怪しさと恐ろしさ…。玉三郎が映画「夜叉が池」に出たのは1979年、おん年29歳のとき。今の菊之助とほぼ同じ。菊之助が「おどろおどろ」を身につけるのも間近か?

そして日曜日は文楽5月公演の1部。

えー、この日は風邪薬を飲んだため、落ちまくって落ちまくって…。あんまり舞台のことは覚えていません。ああ、ごめんなさい。

観劇も、健康第一ですね。

今日の「ありがとう」は、帯直しを手伝ってくれた見知らぬ女性に。

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コメント

こんにちは、歌舞伎のファンってあたたかい
目で見守るんだなあって感心しました。
そうやって大物になっていくのね。(^^)
東京はいろいろやってていいですね。
見知らぬ人と帯を直しあうっていうのも
いいなあ。。

和服で芝居見物なんて、昭和の小説に出てくるひとこまみたいでいいですね。私は歌舞伎はまるっきし駄目ですが、suzieさんは歌舞伎のほうが楽しめるのではないですか。昔は男は能、女は歌舞伎と言われた時代(私の父の頃まで)もあります。私は歌舞伎の大げさなしぐさが見ていて恥ずかしくなってしまいます。歌舞伎の良さがわからないからでしょうね。

>つーみーさん
通の歌舞伎ファンはもっと厳しいかもしれません。初日、中日、楽日に観て、「だんだんこなれてきた」とか「中ごろに疲れが見えてきた」とか。でもそれが役者を育てるのですね。
それから歌舞伎座は、館内のお土産コーナーもまた楽しいです。

>ジージーさん
歌舞伎は歌舞く(かぶく)のだから大げさがウリです。確かに「これじゃぁ吉本新喜劇と変わらないじゃん?」って思う演目もありますね。でも、世話物は江戸時代の庶民の生活が伺えて、なかなか面白いですよ。

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